動機
急にカレーが食べたくなったのでcocos2d-xをインストールすることにしました。
嘘です。
C++のコードを書きたくなりました。
あとゲームフレームワークというものに興味があります。
cocos2d-xの公式サイトに行って、ダウンロードページでcocos2d-x-3.17.zipを右クリックしてダウンロードを選ぶと、残念!中身はhtmlです!
普通にクリックするとダウンロードが始まります。けどこれはsが付かない普通のhttpです。
ハッシュも見当たりません。
こんなものは神が許してもRMSが許しません。
幸いにしてGitHubへのリンクがありました。
もちろんこっちはhttpsです。
取得
git clone https://github.com/cocos2d/cocos2d-x.git
で持ってきます。
依存パッケージのインストール
./install-deps-linux.sh
を実行することになるのですが
中身を見るとsudoしてます。httpでコレは怖いです。
俺の環境だと修正が必要でした。
-DEPENDS+=' libpng12-dev'
+DEPENDS+=' libpng-dev'
+DEPENDS+=' cmake'
あと--force-yesはよくないそうです。
-sudo apt-get install --force-yes --yes $DEPENDS > /dev/null
+sudo apt-get install --yes $DEPENDS > /dev/null
ここで安定版に切り替えます。
(install-deps-linux.shは最新のほうがすっきりしてるので先に実行しました)
git checkout -b stable refs/tags/cocos2d-x-3.17
以降の処理はsudoしないので比較的安全です。
python download-deps.py
そして
git submodule update --init
設定
./setup.py
を実行すると.bashrcを書き換えてくれます。
なので一度抜けるかsource ~/.bashrc
を実行します。
実行
どこかにプロジェクト用のディレクトリ(仮にProjectsとします)を作ってからcocos new MyGame -p com.your_company.mygame -l cpp -d Projects
とか実行するとcmakeでずんずんビルドして最後に実行されます。
ロゴが出るだけのデモですが。
感想
ゲームフレームワークとしての実力はまだ試していませんが、HTTPでダウンロードしてsudoとかセキュリティ的に雑な感じがしました。
追記
以前から問題視されていたのでしょうか?これを書いてから一ヶ月もしないうちに公式サイトがhttpsに移行しました。