18
29

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

新人エンジニアに教えたい Google 検索のコツ

Last updated at Posted at 2018-05-07

新人と話してて「先輩、ググるの上手っすね」という話になったので、(特に目新しいことは無いと思いますが)普段自分が意識していることを文章にしてみました。

この記事で書かないこと

  • Google の細かい使い方(例: OR検索, AND検索)
  • Google 以外を用いた検索テクニック(例: 変数名関数名に迷ったら GitHub で調べる)
  • 「エンジニアには英語は必須なので勉強すべき」的な意見(筆者も英語は苦手です)
  • 英語に関する学習方法

(コツ1) 英語でも検索してみる

技術情報は日本語圏よりも英語圏の方が圧倒的に多いので、日本語で見つからない時に英語で探してみるとすぐに見つかることが結構あります。

例: 「Windows 用のファイラーを探している」

日本語だと windows ファイラ おすすめ といったキーワードになるでしょう。おそらく XFinder, Tablacus Explorer, As/R, Clover あたりがヒットすると思います。

これを英語で検索すると、たとえば windows file best というキーワードになるでしょう。上記以外のファイラーもヒットします。日本語検索でしかヒットしないファイラーのいずれも気に入らなかった場合でも、気に入るものが見つかるかもしれません。

英語で検索する際の三つの障壁

「英語で調べる」と聞くと難しそうに思えますが、意外とそうでもありません。

英語で検索する時の壁は以下二つがありますが、

  • (1)日本語の検索キーワードを英語に直す
  • (2) 1 で検索した結果(英語のページ)を読む

1 も 2 も別に英語が上手でなくともこなせます。ここは具体的なテクニックというよりも慣れによるところが大きいです。私も TOEIC でいうと 400-500 あたりですが、今は当たり前のように英語でググって問題を解決できています(100%解決できるかというともちろんそんなことはありませんが、日本語でググっていただけの頃よりは解決率が高くなったのを実感しています)。

(コツ2) 英語版 Google も使う

英語で検索する際、日本語版ではなく 英語版のGoogle を使うと、より英語圏のサイトにヒットしやすいです。

日本語版に英語を打って検索した時に「なんか目的の情報が見つからないなぁ」と思ったら、英語版で検索してみるとよいでしょう。

(コツ3) リファレンスサイト名をひっつけて検索する

たとえば Windows 絡みの調査なら「MSDN」を、Javascriptのブラウザ毎の動作状況についての調査なら「MDN」をひっつけて検索すると、それらサイトの記述にヒットしやすいです。

MSDN とは Microsoft 製品の技術情報を載せた公式ドキュメント集です。また MDN とは主に Mozilla がまとめているウェブ情報リファレンスサイトです。

下手なサイトよりも、こうしたしっかりしたサイトの方が情報がしっかりしており、かつ網羅的なので重宝します。まあしっかりしすぎていて気軽に読むには辛い時もあるのですが、これらをサクサク読めるようになれるとかなり楽できます。

(コツ4) 定番の英語フレーズを使ってみる

これも英語検索ネタですが、英語にも定番の言い回しがあるので、知っておくと探しやすくなります。

英語 意味
how to ~ ~の仕方、~する方法
~ not working ~が動かない、~が動作しない
cannot ~ ~できない
what is ~ ~とは何?(定義など)
why ~ なぜ~なのか、~なのはなぜ?
difference (between) A (and) B AとBの違い
enable/disable ~ ~を有効/無効にする(方法)
is it possible ~ ~は可能?
best ~ ~に関するランキングネタにヒットしやすい
alternative ~ ~の代替(代わりになる手段)

(コツ5) エラーメッセージをコピペしてググる

よく知られたエラーなら大体ドンピシャでヒットします。

ヒットしない場合、コピペする範囲を絞りましょう。

  • 絞るコツ
    • たいていは一文、二文で事足ります
    • 環境固有情報(ファイル名やクラス名やユーザー名など)は省きましょう
    • (エラーメッセージが長い場合は)最初か最後の一文を使ってみましょう

それでもダメならエラーメッセージをもう一度熟読して、エラーの原因を考えてみます。(経験や勘も必要かもしれませんが)「あ、そういうことか!」と次はどんなキーワードで探せばいいかがわかったりします。(特に忙しい時など)安易に「深く考えないでテキトーにコピペして探して答えが当たったらラッキーマン」になってしまうことが多いですが、落ち着いて対処した方が実は早く解決できたりします(経験則) :sweat:

おわりに

以上、Google 検索している時に意識していることをまとめてみました。参考になれば幸いです。

18
29
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
18
29

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?