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iOSシミュレーターのスローアニメーション機能に気づいた話

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はじめに

この記事は、自分自身が遭遇したiOSシミュレーター上での謎のスロー現象について、
原因と解決までの流れを備忘録としてまとめたものです。

同じような症状で悩んでいる人の参考にもなれば嬉しいです。

「あれ?キーボード表示がやたら遅い…?」

iOSシミュレーターでFlutterアプリを動かしていたときのことです。
普通にTextFieldをタップしてキーボードを出そうとしただけなのに、
やたらとキーボードがスローモーションのように、のろのろと出てくるのを発見しました。

「なんだこれ?アニメーションバグった?Flutterのせい?」
最初はそう思いました。

しかし、アプリをリビルドしても、Macを再起動しても直らない…。

「調べてみたら、Slow Animationsという機能が?」

もしかしてシミュレーター自体の問題なのか?と思って調べてみると、
どうやらiOSシミュレーターにはSlow Animationsという機能が存在していることがわかりました。

これは、アニメーションの動きをすべて通常よりもゆっくり再生するための開発支援機能です。

「原因はこれだった!」

試しにシミュレーターのメニューバーから
Debug → Slow Animations を確認してみると、
Slow AnimationsがONになっていました。

これをOFFにしたところ、
キーボードの表示アニメーションが、通常スピードに戻りました。

まとめ

シミュレーターでアニメーションが異様に遅いときは、まずSlow Animationsを疑う。

このような機能があることを知らず、今回は意図せずONになっていたようで、今後はすぐに気づくことができそうです。

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