概要
最近クラウドが流行していてなかなか行く機会がないですが、
全く行かないわけでもないし今後新人君が入ったら伝えておきたいので汎用的なメモ。
以下は複数人でサーバを新規で複数台設置と、OSを入れて他の拠点からNW疎通確認までを想定。
準備
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作業目的と作業範囲の明確化
データセンター作業は何かとしんどいので、
何が必須作業で何がオプション扱いで何時までに何をすべきでどう判断予定なのかを事前に共有しておく。 -
社内に作業連絡
- いつ、どこのラックに(ラック内のサーバ一覧)、何をするのかを情報共有しておく
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入館/搬入申請
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集合について
- 集合日時はいつか
- 集合場所はどこにするのか
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交通手段
- 現地集合するのか、どこかからタクシーや業者を使って一緒に乗るのか。
持参物
必須
- 写真付き身分証明証(免許証)
- PC
- OSのイメージディスク
- 携帯
- チーム内の緊急連絡先
- ベンダーの連絡先
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サーバのシステム構成図・ユーザガイド
- メモリの動作モードの確認とか
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LANケーブル
- サービス用とリモートマネジメント用で色分けしておくと便利
- ケーブルはきちんとツイストペアのものを使う
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テプラ
- サーバのフロントだけじゃなくて後ろにも貼っておくと便利
- LANケーブルに着けたいときはテープ同士しか接着しない特殊なテープを使うと糊が残らないから良いかも
- マスク
オプション
- 携帯充電器
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引越し屋さんが持ってそうなゴム手袋
- レールやケージナットで手を切りやすいから一人で10台以上の設置とかはあると嬉しい
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ドライバー
- DC内でも貸出あるけど先端が磁石とかだと作業しやすい
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ネジザウルス
- 前任者が棚板等のネジを電動ドライバで強力に締めててネジを外すときにドライバでやるとネジ穴が潰れて外せなくなることがあるため
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VMサーバ/スイッチングハブ
- 2つを持参しておくと持参PC上のVMに対して複数のサーバがPXEBootやyumを使いたいときに便利
- 養生テープ
作業時
- ラック内の電源キャパシティを確認してから1台ずつ電源を投入すること
- 電源は大抵A系統とB系統あるから電源を冗長化するなら必ず両方から取ること
- サーバのパーツを触るときは金属に触れて放電してから触る
- サーバの設置は出来ればラックの前後に人を配置して設置時に他のケーブルや機器と接触しないよう確認しながら作業する
- 電源・LANケーブルの抜線は必ずサーバ側から抜く
- LANケーブルを結線するときは必ず同一セグメントからpingを打ちながらやる
- 設置後はラック内のサーバとユニット番号を確認してメモしておく
- オフィスに戻ったらラック図を反映しておく