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【転職活動】質疑応答の対策

Last updated at Posted at 2023-04-22

はじめに

先日30歳を手前にした転職活動にて、第一希望の会社から内定をいただけたので、その経験を自身の記録用に書いていきます。
質疑応答部分に苦戦することが多かったので、該当箇所の対策をメインに記載します。
本記事では、職務経歴書や自己分析についてノータッチですが一番時間をかけるべきだと思います。
今から転職活動スタートするよっていう方は、ごでゅうさんの下記の記事がわかりやすかったので、そちらを参考にすると良いと思います。

結論

  • 結局のところ、業務経験の棚卸しと自己分析。
  • 相手本位でわかりやすく内容を伝えることが大切。
  • 一つひとつのエピソードを端的に話せるようにしておく。

質疑応答で見られるポイントって?

応募企業によりますが、「コミュニケーション能力」と「企業との相性」が大半を占めていると思います。

企業の採用ページをよく確認しておくのは必須です。
エージェントを利用している場合は、各企業のポイントを聞けると思うので合わせてチェックしましょう。

棚卸しと自己分析は必須

大事なことなので繰り返しいいます。
どのようなポジションでどのような業務に携わっていたか。
大変だったことや、達成したこと、褒められたことなど棚卸ししておきましょう。
各案件ごとに答えられるようにしておきましょう。

質問対応の基本

1.回答方法

話をきちんと聞き、聞かれたことに対してしっかりと回答しましょう。
回答は結論から話してください。流れは「結論⇒理由⇒理由の詳細」となります。
またコミュニケーションの基本的なことですが、話の速さと長さにも十分に注意しましょう。

・速さ :適切なテンポで、聞き取りやすいスピードを心がけましょう。(恥ずかしいですが録音して聞く or 誰かに聞いてもらいましょう)
・長さ :質問に対して適切な量の回答を心がけましょう。(1分は超えないようにしたほうが良いと思います)

2.回答内容

伝えたいポイントだけを分かりやすく端的に話すようにしましょう。
結論に対する背景を交えて、必要な部分だけをロジカルに伝えれるのが理想的だと思います。
特に体験談は回答が長くなりがちですし、余分な情報が入りやすい印象ですので注意です。

話の一貫性に注意して回答しましょう。くれぐれも前後の回答や志望動機の軸からブレないように。

3.経験のない質問に対する回答

経験していないことを伝えた上で、それに近い経験が少しでもあれば話しましょう。
今後チャレンジしていみたい、プライベートで勉強している、興味がある等、前向きな姿勢で終わる回答にしましょう。

少しでもやったことがあるならアピールしましょう。

4.質問内容が理解できない場合の対処方法

質問について聞き返し、意図を理解してから回答しましょう。
もし、質問の意図が理解できない場合は、自身の解釈した内容を伝え、相違がないか確認しましょう。
主観ですが、認識違いの回答はかなりイメージが悪い(減点な)気がします。
仕事内容を理解せずに進めてしまうような人だと思われてしまいますし、少し引っかかるポイントになりますよね。

繰り返しの確認や認識齟齬は、質問の意図を推測する力が不足していると思われるので注意。

必ず聞かれる質問

転職理由

今回の転職理由と過去の転職経験についてそれぞれ確認されます。
「キャリアアップのため」、「成長のため」といった抽象的な表現ではなく、 素直に本音を前向きな表現で伝えられると良いと思います。
「通勤時間が長い」、「残業が多い」といったネガティブな理由は、「家族との時間を増やしたい」などポジティブな言葉に換えましょう。

当たり前ですが、応募先のポジションで転職理由が改善できる理由であること。

「○○のスキルを身につけたい」といったベクトルが全て自分に向いているのはあまり良くないと思います。
スキルを身につけたら転職するのか?となりますよね。スキルを身につけて何をしたいのかまで考えましょう。

会社選びの軸

転職理由とあわせて、採用担当者を「なるほど」と納得頂けるようにしましょう。
当然ですが、転職理由の軸に沿った回答となるようにしてください。
企業側は入社することで、転職理由を改善でき、候補者が大切にしている価値観と一致しているかを見ているはずです。

なぜ在職中に転職活動を行わなかったのか?

退職済みの場合よく聞かれます。素直に理由を話せば良いと思います。

「業務が多忙で並行して転職活動を行うのが難しかった。」
「今回の転職を最後にしたいと思っているので、真剣に臨みたかった。」などなど

できること、やりたいことについて

Can(できること)

経歴書に記載されている経験・スキルに踏み込んだ質問になります。
自身のしてきた経験をそれぞれ端的に話せるようにしておきましょう。
繰り返しとなりますが、スキルと経験の棚卸しが大切です。

担当している領域以外の業務についても説明できるとGoodです。
全体のどのような役割を担っていたのか、全体の説明や何故そういう体制をとっていたのかなど、ハッキリ説明できれば仕事への理解度のアピールになります。

Will(やりたいこと)

応募企業でなければできないということを関連づけることが大切だと思います。
なぜ同業種の他社ではないのか?といったところにも意識を向けてみてください。

人間らしさが大切だと思います。
スキルアップのためなど抽象的なことを並べるのではなくて、具体的なイメージを採用担当者に伝えましょう。
将来的にやりたいことをやっている自分のイメージを頭に浮かべ、感情のこもったメッセージで話してください。

成功体験と失敗談(大変だったこと、苦労したこと)について

どちらの質問もアピール用の質問です。一番魅力を伝えやすい項目になると思います。
過去の経験とアピールポイントを紐づけて話していきましょう。

(例)

  • 「新しい技術的スキルを身につけて、品質向上に貢献した」 → 成長欲求、探究心
  • 「自身の範囲外の仕事にも携わり、成果をあげた」 → 能動性
  • 「周囲を巻き込んで、課題解決した」 → 当事者意識の高さ、周囲を巻き込む力
  • 「難しい課題や、答えを出すことが難しい場面に直面したが、解決した」 → 壁にぶつかったときの推進力、やりきる力。

将来どうなっていたいか。○年後どうなっていたいか

簡単に1年後、3年後、5年後のキャリアビジョンを描いておきましょう。
5年後以降のイメージがない方は、そのタイミングで改めて検討するで良いと思います。

技術的な質問

自信の面談で聞かれた質問です。企業によって聞かれるかは様々だと思いますが、準備しておきましょう。

  • 得意としている担当工程や開発技術はあるか。
  • 担当していたポジションや業務はなにか。
  • リーダーの経験はあるか。
  • マネジメント経験はあるか。
  • チームメンバーと意見がぶつかった際は、どのように対応しているか。
  • 実装やコードレビューをするときにどういうことを意識しているか。

  • テストコードを実装するときにどういうことを意識しているか。
  • 技術選定の経験はあるか。
  • どういう環境やチームだとストレスを感じるか。

その他 よくある質問

自信の面談で聞かれた質問です。企業によって聞かれるかは様々だと思いますが、準備しておきましょう。

  • なぜその大学(専門学校・高専)に入ろうと思ったのか
  • その学部にした理由はなにか
  • なぜ~社(新卒入社や転職先)への就業を決めたのか
  • 他で選考を進めている会社はあるか
    • → 正直に選考状況を回答すれば良いです。
    • 差し支えなければを教えてと言われることもあります。
      • 応募企業の方向性がブレているとマイナスになるかもしれません。
  • ご自身が主体的に行った提案、社内改善はありますか?どんなものですか?
    • なにか一つは用意しておきましょう。
  • 応募企業、応募職務のイメージは?
    • 企業調査して感じたことを伝えましょう。
  • 日々の技術の習得はどうしているか?
  • 長所と短所は?
  • どんな経験が今回の仕事に活かせると思うか?
  • 仕事をする上での工夫点はあるか?

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。
自身の経験や記事がどなたかの力になると嬉しいです。
転職活動頑張ってください。

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