■事象
VMware WorkstationのVMware DHCP serviceが外部ネットワークに対して有効になってしまう事例があった。(原因は不明)
その結果、外部ネットワーク(今回は職場のネットワークの広い範囲)で障害が発生した。
■対処
仮想ネットワークエディタの「デフォルトに戻す」ボタンで解決。
■経緯等
VMware WorkstationやVMware PlayerがインストールされたPCでは、VMware DHCP serviceが自動起動で動作しています。VMware DHCP serviceはホスト内の仮想マシンのためのサービスなので、VMnet1(ホストオンリー)やVMnet8(NAT)にのみ設定可能で、外部接続用のVMnet0(ブリッジ)に対しては設定できないはずですが、先日、VMnet0に対してもVMware DHCP serviceが有効になってしまっていたPCがあり、いわゆる野良DHCPサーバとなってしまっていて、外部ネットワーク(今回は職場のネットワーク)で障害が発生してしまいました。
なぜ、そのような状態となってしまったかの原因は分かりませんでしたが、仮想ネットワークエディタに「デフォルトに戻す」という便利なボタンがありましたので、そのボタンを押すことで問題解消しました。(+OS再起動はしたかもしれません。)
■問題発生時の状態等
各VMnetとVMware DHCP serviceの関係のイメージ
レジストリ
※設定は vmnetdhcp.conf 等のファイルにもあるようで、どちらが(両方?)使われているのかよくわかりません。。
■このような状態になってしまった原因(推測)
レジストリを直接設定するようなことはしていないため、VMware Workstationのバージョンアップ(17.x⇒17.5)をした時になってしまったのではと推測しています。