この記事はNTTテクノクロス Advent Calendar 2018 の12日目の記事です。
こんにちは。
NTTテクノクロス青木です。
EC2が数千台稼動するアカウントの維持管理をした結果AWSにどっぷりハマりこみ、CCoE活動として以下の業務をしています。
- 開始直後のプロジェクト向け
- アカウント管理方針検討
- オペレーションレクチャ
- NW設計
- コスト見積もり
たまにトラブルシュートも行いますが、グランドデザインなどAWSを戦略的に使っていくにはどうしたら良いか検討するのが好きです。
また、他に好きなこととしては、教員関連に進む人の多い数学科出身ということもあり、物事を人に教えることも好きだったりします。
ということで、今回の記事は、NTTテクノクロスにおける技術者育成手法(AWS編)について紹介したいと思います。
技術者を育成する土壌が整っています
弊社では**「プロフェッショナルを育てる。」**をキャッチフレーズとした「社員が社員を育成する」ソフト道場研修があり、技術者を育成する土壌が整っています。
研修形式も講座のほとんどがハンズオン形式であり、実際にエンジニアが手を動かして技術習得することができます。
講師陣は総勢93名(2018/12/10現在)!私も講師陣の一員です。担当はもちろんAWSです。
AWS関連講座で気をつけていること
受講者のレベル感、AWSの多種多様なサービス群、講師の得意領域を考慮し、毎年入門的な内容と応用的な内容の2種類の講座を設け、それぞれ以下観点で計画しています。
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入門的な内容
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VPC,EC2,RDS,S3,ELB,AutoScalingなど主要なサービス群を利用できること
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達成感を得られるよう、具体的なシステムを組むこと
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構築するシステムは、インフラ(AWS)構築に専念できるよう、手間なくインストール出来るアプリケーションであること
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応用的な内容
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入門的な内容からは一歩脱した内容であること
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AWSマネージドサービスを多用すること
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講師が一番好きな技術カテゴリ(NW、サーバレス・・・)であること
また、入門、応用どちらでも行う共通的な内容として以下も設けています。
- 自由課題
- 研修日程は1日ですが、そのカリキュラムは半日で終わるくらいのボリュームにしています。進行は受講生のペースで行ってよく、進みの早い人には自由課題として**好きなAWSサービスを触っても良い!(一部のサービスを除きコスト度外視)**という時間を設けるようにしています。
- 講師に質問
- 実際にプロジェクトでこんな課題があって、どうしたものか・・・という技術相談を受ける時間を設けるようにしています。
- 講師は進行役のメイン講師、ハンズオンで手詰まりしている受講生のフォローに入る補助講師を含め、最大5人体制です。講師陣は得意領域がそれぞれ異なるため、お互いにフォローし合うことで盤石な体制を組むことが出来ます。
- 弊社でAWSを使うための事務手続き
- 「PJでAWSを使うことになったけど、そもそもどうやって契約したら良いの??費用見積もりは??」など、技術的な課題だけでなく、事務的な疑問の解消もできるよう、情報展開をしています。
AWS関連講座実績
弊社ブログにて、開催の裏話などを掲載しています。ぜひご参照ください!
年度 | 入門 | 応用(テーマ) |
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2015 | 開催 | 開催(設計・自動化) |
2016 | 開催 | 開催(トレーサビリティ&ログ可視化ハンズオン) |
2017 | 開催 [ブログはこちら] | 開催(トレーサビリティ&ログ可視化ハンズオン)[ブログはこちら] |
2018 | 開催 | 開催(サーバレスアーキテクチャ) |