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nbviewerでスライド表示もできるようになった!【Jupyter】

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nbviewerでスライド表示ができるようになった!

IPython Notebookや、IRuby、そしてそれらをまとめたものであるJupyterを使っている方は、nbviewerというNotebookの共有サービスをご存知かと思います。このサービスはGithubに公開されているノートブックを自動でHTMLにレンダリングして表示してくれるというもので、これまでも様々なノートブックが共有されてきました。僕も、自分の研究室での発表の際に、発表資料をIPython Notebookで作成し、そのスライドショー機能を使って発表し、レジュメとして、nbviewerのサイト内の自分のURLを共有するなどして活用していました。しかし、nbviewerではスライドとして作成したものではなく、通常のノートの形でしか表示ができませんでした。

しかしながら、最近(正確には調べていないのでわかりませんが)nbviewerの中でも、共有されたノートブックをスライドショー形式にして閲覧することが可能になりました!


例えば以前『IPython 3.0.0-dev、IPython Notebookで"LIVE"なHTMLプレゼンテーション』として作ってみたノートブックも、以下のURL

http://nbviewer.ipython.org/format/slides/github/ssh0/ipython/blob/master/Slide_tut.ipynb#/

を見ていただくと分かるように、スライドショーとして共有することができています。

screen_005.jpg

スライドショーの表示に切り替えるには、通常のノートブックの画面で、右上の

screen_003.jpg

を押すことでスライド表示に切り替えることができます(当然スライドの属性をつけていないノートブックはスライドとして意味のある表示はできません)。

また、スライド表示画面から元のノート表示に戻す際は同じ位置の

screen_004.jpg

のアイコンを押すことによって元に戻ります。スライドの遷移方法はNotebook内のものと同じで、矢印ボタンをクリックするか、左右の矢印キーで横方向の移動、「PageUp」・「PageDown」キーで上下の移動等ができます。


活用方法

発表の際に自分のPCを使用できない場合など、IPython Notebookを立ちあげられない場面はあるかもしれません。そういった場合でも、ブラウザさえ立ち上げられれば、スライドが見れるわけなので、これは便利になるかもしれません。また、単純に共有した際にも同じようなレイアウトで聴衆に見せることができるわけなので、親切で見やすくなることは言うまでもありません。

現時点でいまいちな点をあげさせてもらうとすれば、共有したスライドはデフォルトのテーマやレイアウトなので、自分のところで表示するものとは異なったものになってしまうという点です。微妙なレイアウトの調整などはNotebookそのものの設定を変更する方法が主だと思うので、それがノートブック自体に埋め込まれるような設計にならないかぎり、レイアウト自体を含めた調整は難しいのかもしれません。しかし、開発スピードがとても早いプロジェクトなので、今後どうなるかはまだわかりませんね。


終わりに

ぜひ、みなさんもプレゼン資料(特に技術系)はIPython Notebookで作って、それをnbviewerで共有するようにしていただけると、後でまるっとダウンロードして自学のために使ったり、その場で手元のPCで同じ画面を見て発表を聞いたりすることができるので、いろんな人にとってプラスなんじゃないかと思います。僕もかなりそうやっていろんな方のノートブックを見て勉強させてもらっている立場なので。新しい知の共有プラットフォームになりうるのか!?