表題のような場面にはよく出くわすかと思います。
なので，zshプラグインにしました。
使い方
path
└── to
└── save
├── 01_file
├── 02_file
├── 04_file
├── file_001.txt
├── file_002.txt
└── file_003.txt
のようにディレクトリとファイルがあったときに，ディレクトリ名とマッチパターンを渡すことでそのディレクトリ内で一番大きな番号+1したファイル名を返す関数get_serialised_filenameです。
たとえば
$ echo "$(get_serialised_filename -d "/path/to/save" -b "file_" -e "txt")"
/path/to/save/file_004.txt
や
$ echo "$(get_serialised_filename -d "/path/to/save" -n 2 -a "_file")"
/path/to/save/05_file
のようになります。
存在しないディレクトリを指定した場合でもエラーを出さず，
$ echo "$(get_serialised_filename -d "/path/to/other" -b "newfile_" -e "md")"
/path/to/other/newfile_001.md
となります。
オプションは，例をみてもらえれば分かるように，
| Options | Arguments |
|---|---|
| -b | filename_before |
| -a | filename_after |
| -e | filename_extension |
| -d | root_dir |
| -n | num_of_digits |
のようになっています。
インストール方法
zshプラグインマネージャを使用する方法
インストールは、zshプラグインマネージャ(zplug,zgen,antigenなど)からでもできます。
zshrcに:
antigen
antigen bundle ssh0/zsh-get_serialised_filename
zgen
zgen load ssh0/zsh-get_serialised_filename
zplug
zplug "ssh0/zsh-get_serialised_filename"
手動でインストールする
手動でインストールするのも簡単です。
ちなみにzshプラグインと言っていますが、bashでもdashでも使用することができます。
1: GitHubから(適当な場所に)クローンする
git clone https://github.com/ssh0/zsh-get_serialised_filename.git ~/.zsh/plugins/zsh-get_serialised_filename
2: zshrc(もしくはbashrc)でsourceする。
source $HOME/.zsh/plugins/zsh-get_serialised_filename/get_serialised_filename.sh
dashではsourceコマンドが使えないので、
. $HOME/.zsh/plugins/zsh-get_serialised_filename/get_serialised_filename.sh
のようにすれば使えます。
まとめ
メモ取り用、ログ管理、スクリーンショット、その他決められたディレクトリ内に連番でファイルを保存していくという用途は多くあると思うので、活用してみてください。