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Vimと生成AIの組み合わせが目から鱗だった

Last updated at Posted at 2025-03-03

普段つかっているVimで生成AIを活用できないかな、とふと思い調べたところ、うってつけのプラグインがあったので試してみました。
今回はvim-aiというプラグインを試しましたが、他にもGithub Copilot用のプラグインなどいくつかあるようです。

試して感じたのは、専用のチャットアプリで使うより、普段から頻繁に使うツールに生成AIが組み込まれると一番ありがたい、ということでした。
別のツールを行ったり来たりする必要がなく、Vimの中で全て完結するという動線が素晴らしいです。
他のアプリでも同じことが言えるかもしれないな、と思いました。

以降は具体的なセットアップ手順、使用イメージを載せていきます。

セットアップ手順

以降のセットアップ手順はWindows環境を想定した内容です。

以下から最新のgvimをダウンロードします。
https://www.vim.org/download.php
私はgvim 9.1を使いました。

次にPython 3.10以上をインストールします。
gvim 9.1がサポートするPythonは3.11のため、私は3.11をインストールしました。
https://www.python.org/downloads/release/python-3111/

vim-aiプラグインをインストールします。
Vimのプラグイン管理にdeinを使っている場合、下記をvimrcに追記してインストールします。

call dein#add('madox2/vim-ai')

最後にAPI KEYを設定します。
OpenAIのモデルを使う場合 ~/.config/openai.token にAPI KEYを保存します。
環境変数に設定する方法もありますが、詳細は下記をご参照ください。
https://github.com/madox2/vim-ai?tab=readme-ov-file#installation

これで準備が整いました。

使ってみる

いくつか用意されているコマンドがあります。
以下はAIAIEditコマンドを使っている様子です。

  • AI: ノーマルモードで入力したプロンプトをもとに文章を生成
  • AIEdit: ビジュアルモードで選択した内容と入力したプロンプトをもとに、選択範囲を上書きして文章を生成

Oracle Database用のDDL、DMLを生成
ddldml.gif
プロンプト入力にVimのビジュアルモードを活用できる点がありがたいです。

簡単なプログラムを生成
fizzbuzz.gif

AIChatコマンドを使い対話形式で文章作成してみます。

  • AIChat: ノーマルモードでプロンプトを入力する形式のもと、チャット形式の連続した会話を実施

mail.gif
Vimの中に文章が生成されるため、作られたコンテンツをすぐにエディタ内で活用できます。

以上です。
その他のコマンドはプラグインの公式ページをご参照ください。

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