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【小ネタ】GitLabで削除できないリリースが残った場合の対処法

Last updated at Posted at 2023-02-01

概要

GitLab上でタグとリリースを管理している際に、手違いでタグのみを消してしまった場合の対処法についての記事です。

環境

  • GitLab Community Edition 14.9.2

前提

GitLabには、リリース時に利用できる以下の2機能が用意されています。

リリース機能はタグと合わせて利用することが前提なので、リリース単体を削除する方法はなくタグを削除する際に併せて削除されます。
そのため、普通に画面上から操作していれば特に問題はありません。

今回起こったこと

GitLab上でタグのみが削除され、リリースが編集・削除できなくなりました。

私は普段VS CodeのGit Graphという拡張機能を利用してタグの作成・削除を行なっています。
そのGit Graphの機能にタグの削除(オプションでリモートも併せて削除する)があるのですが、その機能でGitLab上にリリースが残ったままタグのみを削除してしまいました。
スクリーンショット 2023-01-27 15.57.53.png

画面上の操作ではリリースはタグに紐づいて削除されるのですが、今回はこの機能でタグのみを削除してしまった結果編集・削除できないリリースのみが残っていました。

※以下画像は編集した際の画面

スクリーンショット 2023-01-27 15.59.07.png

解決策

この事象の解決策はわかってしまえば簡単で、同じコミットに同じタグ名をつけ、再度pushしてあげることで削除したものと同じタグが作成され解決します。

GitLabの画面上では以下の画像の通りタグ画面にリリースのリリースノートが表示され、事前に作成したリリースと再度pushしたタグが自動で紐づいています。

スクリーンショット 2023-01-27 15.49.56.png

以上の方法で、タグ画面上からタグを削除しリリースも併せて削除できるようになります。

スクリーンショット 2023-01-27 16.10.20.png
スクリーンショット 2023-01-27 16.10.30.png

補足

利用しているGitLabのバージョンを調べる際に、以下の記事が参考になりました。

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