SharePointリストから自動生成したPowerAppsアプリのギャラリーにソート機能と検索条件機能を追加します。
設定ダイアログを追加する
まず四角アイコンや×アイコン、テキストラベル、ラジオボタンを挿入して以下画像の通り設定ダイアログを配置します。
配置に特にこだわりは無いのでラジオボタンで選択できれば問題なし。
背景の画面が暗くなっているのは四角アイコンを画面と同じ大きさにして透明度を変更。
選択されてない状態にしないようにするため、ラジオボタンのDefaultプロパティを設定。
ダイアログの配置ができたら、追加したアイコンやラベル、ラジオボタンを全て選択してグループ化します。
グループ化したら、グループのVisibleを適当に設定します。
あとは設定ボタンとダイアログの×アイコンのOnSelectでtrue/falseを切り替えできるようすることでダイアログは完成です。
設定ボタン⇒
UpdateContext({grp:true})
ダイアログの×アイコン⇒
UpdateContext({grp:false})
ギャラリーにソート機能と検索条件機能を追加
それではダイアログのラジオボタンで選択された項目を元にソート機能と検索条件機能を追加します。
結論から言うとギャラリーのItemsプロパティを以下の通りにします。
SortByColumns(
Filter(
[@備品一覧],
Switch(Radio1_1.Selected.Value,
"備品名",TextSearchBox1.Text in Title,
"貸出状況",TextSearchBox1.Text in 貸出状況,
"全て", Or(
TextSearchBox1.Text in Title,
TextSearchBox1.Text in 貸出状況
)
)
),
Switch(Radio1.Selected.Value,
"備品名","Title",
"貸出状況","OData__x8cb8__x51fa__x72b6__x6cc1_"
),
If(SortDescending1,Descending,Ascending)
)
オリジナルで変更できるようにするため説明します。
ラジオボタンで選択した値によりSwitch分岐していて、
Filter()内のSwitchが検索条件機能で、下のSwitchはソート機能となります。
検索は部分一致検索となっているが、StartsWithやEndsWith関数を使うことで前方一致、後方一致の検索にできます。
ソートの部分は列名を入力する必要があり、列名が日本語になっている場合は以下の記事を参照。
ギャラリーの設定をいじることで自由にできるので必要に応じて変更してみてください。