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ActiveDirectoryが有効な MacBookで、無線LANが無効のせいでログインできない時の対応方法

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ActiveDirectoryとMac

OS XでActiveDirectoryが有効にするとができることは最近知りました。
Windowsとユーザ名パスワードが統一できていい感じですね。

最近経験した困ったこと

ですが、ネットワーク状態の何かしらの問題によりActiveDirectoryサーバーへ接続できないときは、起動後のユーザー認証が効かずにログインができなくなります。

特に、最近あったトラブルなのですが、MacBookを使用していてかなり困ったことがありました。
無線LANを無効化したままログアウトしてしまうと、深刻な状態になります。
ネットワークが全て効かない状態でActiveDirectoryのログインができず、しかも、ログインしない限り無線LANが有効にできない、という状況になるのです。ログイン画面のメニューバーに無線LANを有効化無効化するアイコンが出てくれればいいのに、それが無いためやりようがなくなります。また、ノートパソコンなので、LANケーブルは刺さりません(USB接続の機材を買えばいいのですが)。

その時の対応方法

復元ユーティリティーを使って、無線LANを有効化することでなんとか問題を回避できました。
⌘+R(コマンド+R)を押したまま電源を入れると、OSの復元を目的とする特殊なモードで起動します。

次に、メニューからターミナルを立ち上げて、無線LANの設定を書き換えます。
そのために、/Library/Preferences/SystemConfiguration/preferences.plistを編集してください。

ここで注意すべきなのは、復元ユーティリティで立ち上がっているときはルートディレクトリには復元用OSがマウントされており、普段立ち上げているOSXのルートディレクトリは異なる場所にマウントされています。したがって、上記フルパスの先頭にディレクトリ名がくっつきます。
詳しくは、mountコマンドあたりで適宜確認してください。(👆ディレクトリ名の例を記載したいのですが、面倒なので・・・)

preferences.plist
・・・・・
                                <key>Interface</key>
                                <dict>
                                        <key>en0</key>
                                        <dict>
                                                <key>AirPort</key>
                                                <dict>
・・・・・
                                                        <key>PowerEnabled</key>
                                                        <true/>
・・・・・

具体的な設定方法ですが、preferences.plistのen0デバイス(AirPort)の設定で、PowerEnabledがfalseになっているのでtrueにしてあげるだけです。

保存した後に再起動すると、無線LANが復活するため、通常通りActiveDirectoryのログインができるようになります。

参考

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