困ったこと
IBM CloudのVSI上でWindows 2019 Standardを運用
OSの再インストールを行った最新の状態でXenCenter 6.5をインストールしたところ、エラーで接続できない事象が発生
原因
TLS1.0がデフォルトで無効化されたことでつながらなくなった模様
参考:Microsoft Japan Windows Technology Support Blog: SSL/TLS プロトコル バージョンの有効化と無効化
解決した手段
レジストリを編集
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SecurityProviders\SCHANNEL\Protocols\TLS 1.0\Client
Enabled: 0->1
0x0 は無効, 0x1 は有効
Disabled By Default: 1->0
0x1はデフォルトで無効, 0x0はデフォルト無効を止める
編集後再起動なしでXenCenterへ接続できるようになった。
※本作業によってTLS1.0が使えるようになりますが、セキュリティを考えれば歓迎できない設定変更ですね。
必要な環境のみに絞ってこの対応をされることをお勧めします。
XenServer 6.5自体がすでにEOSを過ぎているので、Citrix HyperVisor8.2への移行が必要です。
※BMSの故障などで筐体ごと変えなければならないなどのアクシデント発生時には6.5自体が新規購入できないので、
アップグレードパスは考えておくべきかなと思います。