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はじめに

Adventカレンダー「エンジニアのためのWebマーケティング」の13日目です。
サクッと読める記事を目標に。異論・ツッコミ大歓迎。
できるだけ専門用語を使わないように気をつけます。

それでは参りましょう

カスタマージャーニーとは?

StockSnap_S9OHYE25LP.jpg

僕が記事を書く前に、Marketoのサイトに非常にわかりやすい記事がありました。

Marketo - カスタマージャーニとは

なので、エッセンスだけをかいつまんで。

顧客の行動はとても複雑化している

昔なら、「この広告を見たら買った」「このワードで検索したら買う人」のように単純なマーケティングの公式がありました。

しかし、顧客の目も肥え始め、SNSからなどで真偽が確かめやすい世の中になった今。単純な経路分析をするだけでは、購買欲を持った顧客を判定するのはとても難しくなってきています。

企業が思っているほど単純ではない

例えばこんなパターン・・・

  1. 一度、Youtubeで出てきた動画広告を見ることで商品の存在を初めて知る
  2. SNSで実際に口コミも目の当たりにし、興味を持ち始める
  3. 自分で検索もして能動的に情報を取るようになる
  4. ブログで絶賛する記事を目にして、アフィリエイトの広告経由で購入

パッと見ただけでは、どの接触機会がキーになったのかわかりにくいですよね。
もしくは、全てピースが揃わないと買わなかったのかもしれない可能性もあります。

顧客を「動線」ではなく「機会」で評価する

「動線」と書くと、どうしても「自分が設計しているルート」のような見方をしてしまいます。しかし、冒頭でも書いたように現代の消費者は**「賢く、選別する眼も持ち、多様化」**してきています。

自分が想定していない接触機会が、思ってもいない販促効果を出している場合も考えられます。
また、100人の消費者がいたら、100通りのルートがあると考えるのが妥当です。

・・・となると、もはや動線設計は非常に複雑化していくことでしょう。

いっそのこと「ある程度のターゲットを決める」

では逆に、「この接触機会を持ったユーザーは次にどんな行動を起こすのか」そういう目線で分析をしていきます。

実世界で例えると・・・

  • 自分がお腹空いた時に商店街へ行ったら、どこのお店で食事をするか
  • そこで食事をしたら次に行くのは喫茶店でコーヒー?
  • それとも図書館に本を借りに行く?
  • その後は服を買いに行って家路につくか

そういう想像をみなさんも実生活で休みの日のプランニングをすると思います。
じゃあ、もうコーヒー買いに来る人はどこから来るのか。
コーヒー飲んだらどこに次行くのか。
どんどん顧客目線になって考えていきます。

それをWebサイトに置き換えて、自分ならどうするか?を設計していきます。

・・・これ想像すると楽しそうですよね。

晴れたら動物園、雨が降ったら映画館にいくように・・・

人間はいつでも、「もしこうなったらこうする」というのを無意識に考えて生きています。

そんなケースバイケースを想定するような、

  • 「自分ならどうするか」
  • 「あの人ならどうするか」
  • 「連れならどうするか」

そんな思考の先に見えてくる、「あ、じゃあここにコレあったらいいんじゃない!?」というルートが「カスタマージャーニー」かもしれません。

勿論、ツールを使ってその仮設が本当に正しいのかの検証も忘れずに。

どうでもいい話

「ジャーニー」という言葉を聞くと、

親の世代は、「松本伊代」さんのことを想像し、
自分はというと、「NANA」の劇中歌を思い出し、
マーケターの人は「カスタマージャーニー」のことを想像し、
競馬好きの友人は「ドリームジャーニー」のことを思い出すらしいです。

多様化社会・・・。

おわりに

明日は、「動画広告」について触れていきます

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