はじめに
Adventカレンダー「エンジニアのためのWebマーケティング」の9日目です。
サクッと読める記事を目標に。異論・ツッコミ大歓迎。
できるだけ専門用語を使わないように気をつけます。
それでは参りましょう
コンバージョンを説明できる人は少ない?
Webサイトの分析をする時に、**「コンバージョン」**という言葉がよく使われます。
よく使われるのですが、これを説明できる人は意外と少ないです。
Webサイトの分析をする時に大事なのは「ゴールの設定」
Google AnalyticsなどのWeb分析ツールを使う時に、いちばん大事なのは何でしょうか。
それは、「ゴール」の設定です。
もっというと、ビジネスの設計ということになります。
KPIとKGI
KPIやKGIという言葉をみなさんはご存知でしょうか。
KGIはKey Goal Indicatorの略で、ビジネス上での目標が達成されているかどうかを計測する指標のことです。
対して、KPIはKey Performance Indicatorと呼ばれ、「KGIを達成するための過程が計測できているかの中間指標」です。
例えば、
KGIが**「1年間のうちに売上を1000万円達成する!」であれば
KPIは「1ヶ月の受注件数を○○件以上にする」などの
その目標を達成するための目情**になります。
WebサイトのコンバージョンはKGIかKPIか
ここで問題になってくるのが、Webサイトで設定する目標はどれになるのか、という話です。
ビジネスのゴールを設定する時には、「Webサイトがビジネスにおいて、どれぐらいの要素を持っているのか」が大事になってきます。
ECサイトと資料請求サイトの違い
自分のビジネスが、ECサイト一本でしているのであれば、そこの売上が自然とビジネスの目標になってきます。
逆に、セミナーなどを開催することが仕事の会社の場合、資料請求や申込みをしてもらうことがWebサイトの役割として担っている可能性が多いですね。
最終的な売上はセミナーで稼ぐわけです。
とりあえず、「購入完了」をコンバージョンにする前に
Web分析をするから、コンバージョンを設定するのではなく
「自身のビジネスの目標がここにあるから、Webのゴールはここに置く」
というのをしっかり設定してから、やってみましょう。
気づいたら、ビジネスに対して直結しないページのPVをコンバージョンに設定してしまい「結局俺たちはこのWebサイトで何が計測したかったんだ?」
とならないようにご注意ください。
どうでもいい話
生まれて初めてWebの世界でコンバージョンという単語を聞いた時、自分は「コンバート」のことと勘違いしてしまいました。「なんで野球のポジション変えるようなこと・・・?Webサイトで何かを交換するんかな?」と勘違いをしていました。しょうもない。
おわりに
明日は、今流行りの「UI/UXについて」です