bashにはコマンドにエイリアス(別名)を付けられる機能があり、複雑で長いコマンドや必須のオプションの入力が省略可。
●エイリアスの設定はaliasコマンドを使用。
alias [エイリアス名='コマンド'] コマンドが2語以上になる場合は、シングルクォート(’)かダブルクォート(")で括ることに注意。
例)コマンドラインから「rm」と入力すると「rm -i」コマンド(対話式の削除)が実行されるよう設定する場合
$ alias rm='rm -i'
※エイリアスの前に「¥」「\」をつけることで、一時的にエイリアスを無効にできる。 また、現在登録されているエイリアスを確認するには、aliasコマンドを引数無しで実行。
●登録したエイリアスを削除するには、「unalias」コマンドを使う。 unalias [-a] [エイリアス名]
例)エイリアス「rm」を削除する場合
$ unalias rm
オプション「-a」を指定すると、登録されている全てのエイリアスが削除されます。この場合、引数のエイリアスは無視される。