●ファイルを名前で検索
locate ファイル名パターン
「*」や「?」などのメタキャラクタを使うこともできる。その場合はファイル名パターンを引用符で囲む必要がある。
例)locate ‘shlocate’
※locateコマンドは作成済みのファイル名データベースを使って検索しているため、ファイル名データベース更新後に作成されたファイルは検索することができない。ファイル名データベースを更新するには、updatedbコマンドを実行する。(rootのみ)
●findコマンド
ファイル名だけでなく、さまざまな条件を指定し、リアルタイムでファイルを検索できる。
find [検索対象パス] [検索式]
●findで検索したファイルに対してコマンドを実行 -exec
find [検索対象パス] [検索式] -exec 実行コマンド {} ;
例)find regular +366 -exec rm -i {} ;
一年以上アクセスのないファイルを削除する
●grepコマンド
テキストファイル内容を検索し、指定した正規表現に一致する行があれば表示する
grep [オプション] [文字列パターン] [検索対象ファイル]
●headコマンド
ファイルの先頭部分だけ表示する。デフォルトでは先頭10行。
head [-行数] [ファイル名]
●tailコマンド
末尾部分だけ表示。デフォルトは10
tail [-行数] [ファイル名]
※headコマンドとtailコマンドはpsコマンドと組み合わせることもできる
例)ps aux | head(tail) −8
psコマンドの出力の先頭8行を表示
●sortコマンド
ファイル内容をソートして表示。
sort [オプション] [ファイル名]
-nオプションをつけると数値を昇順でソート。-nrで降順。
●nlコマンド
ファイルに行番号を付けて表示
nl[ファイル名]
●cutコマンド
ファイルのそれぞれの行から指定したフィールドだけを取り出す。
cut [オプション] [ファイル名]
●wcコマンド
ファイルの行数、単語数、バイト数を表示
wc [オプション] [ファイル名]
※-lオプションを使うと行数だけ表示できる
例)ls /etc | wc -l