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Linux 基本的なネットワークコマンドについて(自分用メモ

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●基本的なネットワークコマンド

・dig DNSサーバへ問い合わせ、DNSサーバへの登録情報を表示
・ifconfig インターフェイスの設定や表示
・ifup/ifdown インターフェイスを有効/無効
・netstat さまざまな項目を指定して、ローカルネットワークの情報を表示
・ping ICMPパケットを使って通信確認を行う
・route ルーティングテーブルの設定や表示
・traceroute ICMPを利用してリモートホストまでの経路情報を表示
・whois whoisサーバのデータベースに問い合わせを行い、ドメインの管理者や所有者情報を表示
・ip iproute2ユーティリティに含まれている、IPアドレスやルーティングの設定を行うコマンド
・ping エラーメッセージや制御メッセージを通知するICMPというプロトコルを使って、ネットワークの疎通確認を行うコマンド

※pingコマンド単体はCtrl+Cで停止

●ネットワークの疎通確認に使う代表的なコマンド
・ping/ping6 宛先アドレスに到達可能かを確認
・traceroute/traceroute6 宛先アドレスまでの経路を確認
・tracepath/tracepath6 宛先アドレスまでの経路と経路状の最大転送単位(PathMTU)を確認

●pingコマンド
ping [オプション] 宛先
ping6 [オプション] 宛先

オプション
・-c 疎通確認用パケットの送信回数
・-i 疎通確認用パケットの送信間隔
・-n 結果表示時の形式をホスト名ではなくアドレスで表示

▲※pingコマンド実行で発生する種類別エラー

・停止しているサーバに対してpingを実行
→応答が無い

・対象ホストの名前解決ができていない場合のエラー
→不明なホストというエラーが返ってくる

・コマンドを実行するマシンのインタフェースがdownしている時のエラー
→ネットワークに届かないというエラーが返ってくる

・存在しないIPアドレスに対して実行した場合のエラー
→ホストに届かないというエラーが返ってくる

●tracerouteコマンド
リモートホストまでの通信経路を表示。

traceroute [オプション] 宛先
traceroute6 [オプション] 宛先

オプション
・-n 結果表示時の形式をホスト名ではなくアドレスで表示
・-p 使用するポート番号を指定
・-g 使用するゲートウェイを指定
・-T TCPを使用
・-I ICMPを使用

●tracepathコマンド
tracepath [オプション] 宛先
tracepath6 [オプション] 宛先

オプション
・-n 結果表示時の形式をホスト名ではなくアドレスで表

●ifconfigコマンド
ネットワークインターフェースの情報の表示や設定を行う。

ifconfig [インターフェース名] [オプション]

オプション
・IPアドレス IPアドレスを指定
・netmask サブネットマスク サブネットマスクを指定
・up インターフェースを有効化
・down インターフェイスを無効化

※インターフェース名やオプションを指定せずに「ifconfig」コマンドのみを実行すると、有効化されている全てのインターフェースの情報が表示され、インターフェースのMACアドレスやIPアドレス、ブロードキャストアドレス、サブネットマスク、MTU(最大転送単位)などが確認できる。

※インターフェースを有効化するには「ifconfig インターフェース名 up」もしくは「ifup インターフェース名」を使用

例)
eth1インターフェースを停止(無効化)するには「ifconfig eth1 down」もしくは「ifdown eth1」を使用。

インターフェースを停止すると、接続するネットワークと通信できなくなり、接続するネットワークの情報がルーティングテーブルからも削除される。

 

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