●DNS
ドメイン名/ホスト名などの名前とIPアドレスを対応させるシステム。
DNSサーバが名前とIPアドレスの対応情報(リソースレコード)を管理し、DNSクライアントからの問い合わせに対して名前解決のための情報を提供
●digコマンド
DNSサーバへ直接問い合わせて、指定した名前に関するDNSサーバからの応答を表示。また、表示する情報のタイプ(リソースタイプ)を指定する事もでき、詳細な情報を確認できるため、DNSに関するデバッギングツールとしても使用できる。
dig [オプション] [@DNSサーバ] 名前 [検索タイプ]
主な検索タイプ
・a IPアドレス(デフォルト)
・any 全ての情報
・mx メールサーバーの情報
・ns ネームサーバの情報
・soa ゾーン(ドメインの範囲)の情報
・txt テキスト情報
「@DNSサーバ」には問い合わせるDNSサーバを指定。省略した場合は、そのホストに設定されているDNSサーバに問い合わせ。
※-tオプションの後に検索タイプを指定しても情報を絞り込むことができる。
●DNSサーバに問い合わせて名前解決を行うコマンドは、「nslookup、dig、host」もある。(出力する情報が最も少ないのはhostコマンド)
host [オプション] ホスト名またはIPアドレス [DNSサーバアドレス]
オプション
・-t 問い合わせる情報の指定。digと同じく、mx、nsなどが指定できる。
・-v 詳細な出力