●mtr
pingやtracerouteなどのようにICMP等を使って、通信の可・不可や経路などを確認することができるコマンド。パケットロスやレイテンシをレポートの形で生成できる。
●ホスト名に関連した情報を表示するためのコマンド
・nslookup DNSでホスト名とIPアドレスを変換
・dig nslookupより詳細な情報を表示
・hostname 自ホストのホスト名を表示
・hostname -d 自ホストのDNSドメイン名を表
・hostname -i 次ホストのIPアドレスを表示
・hostname -f 自ホストのFQDN表示
・hostname -a 自ホストのエイリアスを表示
●digコマンドは問い合わせにかかった時間(Query time)や、応答メッセージのサイズ(MSG SIZE rcvd)なども表示することができる。
●nslookup は DNS 問い合わせの結果を抜粋・整理して表示。
●ジャンボフレーム
イーサネットで1回に送信できるデータの単位をフレームと呼び、標準ではフレームの最大サイズは1500バイト。通信速度が1Gbpsや10Gbpsなどの高速なイーサネット規格においては、小さなフレームのやり取りが頻繁に発生し、ネットワーク機器での処理が非効率。そこで、データ転送の効率を上げるために規定されたのが、1500バイトを超えるサイズのジャンボフレーム。
ネットワークインタフェースがジャンボフレームに対応しているかどうかは、「ip link show」コマンドや「ip addr show」コマンドのMTU値で確認できる。MTUが1500を超えているインタフェースは、ジャンボフレームが設定されている。