●Azure File Syncのコンポーネント
■ストレージ同期サービス
Auzre File Syncを行うために必要となる、Azure上に作成するリソース。使用するサーバーを登録するための最上位のオブジェクトであり、同期グループを管理する役割をもつ。
■登録済みサーバー
サーバーとストレージ同期サービス間の信頼関係を表すオブジェクト。Azure File Syncで同期を行うには、対象のWindows Serverをストレージ同期サービスに登録する必要がある。
■Azure File Syncエージェント(同期エージェント)
Windows Serverにインストールするエージェントプログラム。Windows Serverをストレージ同期サービスに登録するには、Azure File Syncエージェントをインストールしておく必要がある。
■同期グループ
クラウドエンドポイントであるAzureファイル共有とサーバーエンドポイント感の同期リレーションシップを定義するオブジェクト。
■クラウドエンドポイント
Azureファイル共有へのポインターとなるp部ジェクト。クラウドエンドポイントとして指定されたAzureファイル共有は全てのサーヴァーエンドポイントとして同期されるため、クラウドエンドポイントは同期を行う上での羽生として動作する。
指定するAzureファイル共有のストレージアカウントは、ストレージ同期サービスと同じリージョンに存在する必要がある。
■サーバーエンドポイント
登録済みサーバーのWindows Server上のディレクトリパスを表す情報。
サーバーエンドポイントには、ボリューム上の特定のフォルダまたはボリュームのルートを指定できる。
●Azure File Syncの実装手順
1、ストレージ同期サービスのデプロイ
2、Windows Serverの準備
3、エージェントのインストールとストレージ同期サービスへのサーバー登録
4、同期グループとクラウドエンドポイントの作成
5、サーバーエンドポイントの追加