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rsyncコマンド、mtコマンドについて

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●rsync
ネットワーク経由でデータをコピーできるコマンド。
sshを利用して、安全に離れたホストとデータを同期できるので、バックアップによく利用される。

rsync [オプション] 送信元 送信先

rsyncコマンドの主なオプション

・-a アーカイブモード(-rlptgoDと同じ)。パーミッションや所有者情報など、ファイルやディレクトリの属性を保持したままコピーする。
・-e 転送方式を指定する(rsh,sshなど)
・-v 処理の詳細を表示する
・-z 圧縮して転送する
・—delete 送信元で削除したファイルやディレクトリは送信先でも削除する

※rsyncコマンドの転送方式はデフォルトでsshで暗号化して転送

■rsyncの構文の送信元や送信先の部分は、ユーザ名やホスト名などを細かく指定できる。
特に遠隔地にバックアップする場合、送信先についての情報が必要。

送信先(送信元)の指定:[ユーザ名@][ホスト:]ディレクトリ

●mtコマンド
テープドライブを制御するコマンド。磁気テープなどのテープデバイスを早送りしたり、巻き戻したりできる。
テープデバイスのデバイスファイル名はSCSI接続(1番目)なら/dev/st0もしくは/dev/nst0。
テープデバイスの規格にはLTO(Linear Tape-Open)などがあり、ファイルシステムのバックアップなど、大量のデータを保存するのに適している。

mt -f テープデバイス 操作

-fでテープデバイスを指定。
/dev/st0を指定した場合、データの読み書きでテープが自動的に巻き戻されます。
複数のファイルを読み書きしたい場合などは巻き戻ししない/dev/nst0をテープデバイスに指定します。

mtコマンドの主な操作

・fsf n nファイル分(EOF)分、テープをすすめる
・bsf n nファイル分(EOF)分、テープをもどす

●以下のいずれかの特殊ファイルを指定してデータの上書きを行う。
・/dev/zero:16進数のデータ「0x00」を生成する特殊ファイル
・/dev/urandom:擬似乱数を生成する特殊ファイル

例)
・dd if=/dev/zero of=/dev/sdc1
・dd < /dev/urandom > /dev/sdc1

一度書き込まれたデータは、削除操作の時点ではデータが消されるのではなく「データのない領域」という管理情報が設定されるため、「全ての領域を別のデータで上書きする」という方法が適切

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