●自動スケーリングの設定変更
仮想マシンスケーリングの特徴は、自動スケーリングできることである。
Azureポータルでの仮想マシンスケールセットの作成時に、スケーリングポリシーでカスタムを選択することでCPUの使用状況に基づく自動スケールング設定が可能だが、次の様なシナリオではスケールセットの作成後に自動スケーリングの設定を変更する。
・CPU以外のメモリやディスクなどのメトリックに基づいてスケーリングしたい
・曜日や日時によって異なる条件でスケーリングしたい
・CPUとメモリの様に複数の規則を使用したい
・スケールセットの作成時に指定したCPUの閾値を変更したい
※仮想マシンスケールセット作成時にはCPUの閾値に基づく自動スケーリング設定のみが可能。
自動スケーリングの設定か国にゃ変更は仮想マシンスケールセットのスケーリングのメニューで行う。
スケーリングでは、スケールアウトおよびスケールインを実行する規則の追加や変更などを行い、上記のシナリオに対応する自動スケーリングを構成できる。
規則とインスタンス数の範囲、スケジュール設定など、スケーリングに関わる設定は自動スケールプロファイル(スケーリング条件)と呼ばれる単位で管理使用される。