●ルータ広告
IPv6では、IPプロトコル自体にアドレス自動設定機能を持つ。
IPv6インターフェイスがactiveになると、fe80::で始まるリンクローカルアドレスが自動的に設定。リンクローカルアドレスとは、RAを受信するのに必要なアドレス。
このアドレスを元に同セグメントのルータに向かって「ルータ要請」(RS、Router Solicitation)が送信。
同セグメントにルータがあり、「ルータ広告」(RA、Router Advertisement)を送信するように設定されている場合、指定されたプレフィックスとデフォルトゲートウエイの情報を返します。
Linuxでルータ広告を行うには、radvdを使用。
また、広告するLinuxはルータとしての役割も必要であるため、IPv6フォワーディングも有効にしておく必要があります。
IPv6フォワーディングの設定例
#echo 1 > /proc/sys/net/ipv6/conf/all/forwarding