●Azure Monitor
Azureサービス全体が監視できる。「エンドツーエンドで監視ができる」と表現される。テナント、サブスクリプション、リソース、仮想マシンなどで実行されるOS、そのOS内で実行されるアプリケーションなどを監視できる。
既定では収集されない監視データもあり、それらを収集するためには追加の構成画で必要。例えば、Azure仮想マシンのゲストOSの監視データを収集するには、そのためのエージェントまたは拡張機能を仮想マシンにインストールする必要がある。
ゲストOsの監視データを収取するエージェントにはAzure Monitorエージェント(AMA)、拡張機能にはWindows Azure Diagnostics(WAD)やLinux Azure Diagnostics(LAD)があり、それらをインストールすることにより、ゲストOS上のログやパフォーマンスデータが収集される。
※拡張機能を使用した場合は、その診断データはストレージアカウントに格納される。
●Azure Monitorが収集した全てのデータは2つの基本的な型に該当する
・メトリック
特定の時点におけるシステムの何かの側面を表す数値であり、簡単に言えばパフォーマンスデータ。
・ログ
システムないで発生した操作や変化の記録。
●メトリックの参照
AzureMonitorにはメトリックを参照するための機能としてメトリックエクスプローラーがある。
メトリックデータベース内のデータを対話的に分析して、一定期間にわたる複数のメトリックの値をグラフ化できる。