●Azureで提供される負荷分散サービス
■Azure Load Balancer
レイヤー4のロードバランサー。任意のポート番号やプロトコル(TCPまたはUDP)を振りわけの条件に使用し、いくつかの仮想マシンで負荷分散できる。
Webサーバーの負荷分散にも使用できるが、主にWebサーバー以外の負荷分散に使用される。
▲ロードバランサーの種類
・パブリック
一般的なロードバランサーの構成に使用される。ロードバランサーがパブリックIPアドレスを持ち、インターネットからロードバランサー宛に送られたトラフィックが分散される。
パブリックロードバランサーではネットワークアドレス変換(NAT)を行うため、バックエンドプールに含まれる個々の仮想マシンんにはパブリックIPアドレスは不要。
・内部
パブリックIPアドレスを持たないロードバランサーの種類。
プライベートアドレスだけをもち、仮想ネットワーク内からロードバランサー宛に送られたトラフィックが分散される。
■Azure Application Gateway
レイヤー7のロードバランサー。Webサーバー専用の負荷分散サービス。
必要に応じてWebアプリケーションファイアーウォール(WAF)やSSLオフロード機能も使用できる。