0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

サービスエンドポイント、SAS、SSEについて

Posted at

ストレージセキュリティ

●サービスエンドポイント
設定すると、インターネットからのアクセスをブロックし、指定した仮想ネットワークからのアクセスのみを許可する様に構成できる。
例えば、そのストレージサービスを外部からインターネットを経由せず、同じリージョン内の仮想マシンからアクセスして使用する場合に役立つ。

●Shared Access Signature(SAS)
ストレージサービスのリソースに対して制限月のアクセス権を付与できる機能。使用できるサービス種類や許可する操作、アクセス可能な日時などを指定した上で、アクセスするための接続文字列を生成することができる。
SASを設定すると、設定時に指定したサービスの種類やそれらに対して許可する操作などのパラメータから、SASトークンと呼ばれる情報が生成される。さらに、ストレージリソースの所在及びエンドポイント情報であるリソースURIとSASトークンを組み合わせたSAS URL(SAS URI)も生成される。

■サービスSASの設定
サービスSASでは、Blob、キュー、テーブル、ファイルサービスのいずれか1つのストレージサービスへのリソースアクセス権限を付与できる。

●Storage Service Encryption(SSE)
ストレージサービスで使用されるストレージそのものを暗号化する機能。
ストレージサービスに保存されるデータは、この機能によって暗号化された状態でAzureのデータセンター内に保持され、データが取得されるときに暗号化が解除される。

■SSEで使用される暗号化キー
既定では、ストレージアカウント内のデータは、Microsoftマネージドキーで暗号化される。ユーザーは設定の変更も鍵の管理も不要。
ただ、必要に応じてMicrosoftマネージドキーではなく、独自のキーであるカスタマーマネージドキーで暗号化を管理することもできる。

●カスタマーマネージドキーを使用するための設定変更
使用する場合は、ストレージアカウントの管理画面で暗号化のメニューをクリックし、暗号化の種類をカスタマーマネージドキーに変更して使用するキーの作成や選択を行う。なお、
使用するキーはAzure Key Vaultというサービスのキーコンテナーに格納して管理する。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?