プロセスの稼動状況を一定時間ごとに更新して表示するコマンドはtop。
topコマンドでは、プロセスごとのCPUやメモリの使用状況が確認できます。
デフォルトの状態では5秒ごとに表示が更新されます。「q」キーを押すとtopコマンドは終了。
システムの稼働時間や負荷平均などを表示するコマンドはuptime。
また、topコマンドの実行結果の1行目もuptimeコマンドの実行結果とほぼ同じ。
ジョブとはコマンドやプログラムをグループ化して管理するための単位です。例えば、複数のコマンドをパイプでつないで実行したものも、1つのジョブ。
コマンド(ジョブ)はフォアグラウンドまたはバックグラウンドで実行されます。コマンドをシェル上で実行すると、通常フォアグラウンドで実行されます。コマンドをバックグラウンドで実行するには、コマンドラインの末尾に「&」を付けて実行。
また、ジョブの動作(フォアグラウンドとバックグラウンド)を変更するには以下のコマンドを使用。
・fg
バックグラウンドで動作中または一時停止中のジョブを、フォアグラウンド動作に切り替えるコマンド。
・bg
一時停止中のジョブを、バックグラウンド動作に切り替えるコマンド。
ジョブを一時停止するには「Ctrl+z」キーを押下します。
なお、フォアグラウンドでコマンドを実行すると、コマンドが終了するまで別のコマンドを実行することができません。
また、現在バックグラウンドで動作している、または一時停止中のジョブはjobsコマンドで確認することができます。
「+」がついてるジョブはカレントジョブといいます。カレントジョブとは、直前にバックグラウンドで実行されたジョブ、または直前に一時停止されたジョブのこと。