●Azure Site Recoveryの構成準備
■Recovery Servicesコンテナーの作成
リージョン間でレプリケーションをおこない、プライマリリージョンでの障害発生時には別のリージョンへのフェールオーバーを行う。
そのため、Azure仮想マシンが存在しているリージョンとは異なるリージョンにRecovery Serivicesコンテナーを作成する必要がある。
また、そのRecovery Servicesコンテナーを格納するリソースグループも、Azure仮想マシンとは異なるリージョンのものを選択 または作成する必要がある。
※Azure Site RecoveryによってレプリケーションされるのはAzure仮想マシンのディスクのみ。したがってリソースグループや仮想ネットワークなどは別途作成する必要がある。また、可用性セットを使用する仮想マシンに対しては、可用性セットの構成なども必要。
※マルチVM整合性を有効にすると、レプリケーショングループを構成できるが、有効にした場合は、レプリケーショングループ内の単一の仮想マシンをフェールオーバーすることはできなくなり、復旧計画を使用したフェールオーバーが必要。