●カスタムドメイン
Azure ADのドメイン名(テナント名)は、ユーザーがAzure ADで認証される際に入力する視覚情報の一部。
Azureポータルにサインインする際には、「ユーザー名@Azure ADドメイン名」を指定して認証する。
初期ドメイン名は「xxx.onmicrosoft.com」という形式。
必要に応じてカスタムドメイン名を追加できる。「xxx.com」や「xxx.co.jp」など。
カスタムドメイン名を設定しておくと、そのドメイン名でAzureADの認証を行える。つまり、「ユーザー名@xxx.com」のような短い名前を使用して、ユーザーがAzureポータルにサインインできる。
※無制限にカスタムドメイン名を設定できるわけではない。
カスタムドメイン名を追加するには、組織がそのドメイン名を所持しており、それをインターネット上で確認できる状態でなければならない。(そのドメイン名の正規の持ち主であるか、という所有権が確認される)
●カスタムドメインの設定
AzureポータルのAzure Active Directoryのカスタムドメイン名のメニューから行う。規定のドメインを削除することはできない。
カスタムドメインの追加をクリックすると、入力する画面が出てくるので組織が所有するドメイン名を入力して、ドメインの追加をクリック。
※カスタムドメイン名を追加すると、追加したドメイン名がプライマリドメイン(ユーザー作成時の規定値)として使用される。別のドメイン名をプライマリドメインに設定したい場合は、そのドメイン名をクリックし、プライマリドメインの変更する。