●App Service
Webアプリケーション、REST API、およびモバイルバックエンドなどをホストするためのHTTPベースのサービス。つまり、Webアプリなどを展開するためのアプリケーションサーバーとして使用できるサービスであり、WindwowsベースまたはLinuxベースのWebサプリの実行環境を手軽に構築できる。
●App Serviceプラン
App Serviceを使用してWebアプリを動かすには、コンピューティング環境が必要。App ServiceプランとはWebアプリを動かすための仮想マシンの設定。App ServiceはPaaSサービスであるため、ユーザーがはどんなコンピューティング環境上で動かすかという指定だけは必要。
1つのApp Serviceプランの上で、複数のWebアプリを実行することが可能。
※App Serviceは、実行するWebアプリの数ではなく、App Serviceプランの単位でコストが発生する。
●App Serviceプランの価格レベル
・Free、Shared,Basic
開発やテスト、高度な機能を必要としないワークロード向けの価格レベル。自動スケールなどの機能はない。
・Standard,Premium
一般的なアプリを運用するための価格レベル。本番環境向けのレベルであり、自動スケールやデプロイスロットなどの機能はある。
・Isolated
高速なネットワーク環境で実行したいミッションクリティカルなワークロード向けの価格レベル。
他の価格レベルとは異なり、仮想ネットワークにも接続可能な自社専用のコンピューティング環境でWebアプリで実行することができる。
●AppServiceプランは事前に作成しておくか、App Service作成時に合わせて作成することも可能。また。SKUとサイズは後から変更できる。
※App SeriviceプランとApp Serviceのリージョンは同じである必要がある