はじめに
そういえばふと、プログラミング始めたての初心者も初心者だった頃。
調べたくてもキーワードすら分からなくて、調べるに調べられなかったなぁと思い出して些細なことでも残しておこうと思った次第。
そのgitコマンド、別名つけて使い勝手よく(主に短く)できますよ!のお話です。
git入ってる?
そもそもプログラムコードのバージョン管理を行うgit、インストールされてますかって話ですね。
これが無いとコマンドをどうのこうの以前のお話なので。
こちらを参考にインストールしてください。
別名をつける
.gitconfig
というコンフィグファイルを編集し、別名(エイリアス)を設定していきます。
.gitconfig ファイルはどこにあるの?
ホーム直下に作成されます。
C:\Users\<ユーザー名>
のフォルダを開くと、.gitconfig
ファイルがいるはず。
最初は [user]
の情報が書かれているだけだと思います。
設定
ファイルをメモ帳で開いて、直接編集してもいいですし、コマンドから設定することもできます。
ファイルを直接編集する場合
こんな感じに記載して保存するだけ。
[alias]
co = checkout
これだけで、git checkout
と毎回打っていたコマンドを git co
で呼び出せるようになります。
コマンドから設定する場合
以下のコマンドをターミナルやBashからたたくだけで設定できます。
$ git config --global alias.co checkout
やってることはファイルの編集と同じ。
-
git
= gitコマンドを使うよ -
config
= コンフィグを設定するよ -
--global
= グローバル範囲の設定だよ -
alias.co
= 別名はco
だよ -
checkout
=checkout
コマンドの別名だよ
こんな感じの意味のコマンドです。
ちなみに「範囲」について。
「gitのコンフィグファイル」と一口に言っても、以下の3種類のコンフィグがあります。
- システム全体に対するコンフィグファイル
- 該当ユーザーの全リポジトリに対するコンフィグファイル
- 各リポジトリに対するコンフィグファイル
どの範囲に対しての設定なのかを指定します。
まぁコマンドなんて、その人が共通して勝手良く使いたいはずなので、ほぼほぼ --global
だとは思いますが。
余談ですが、push origin
など 2語以上を設定する場合はシングルクォートで囲うことで設定できます。
$ git config --global alias.po 'push origin'
さいごに
プログラミング始めてたての方の、何かのお役に立てますように。