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【janog52】フィッシング詐欺について

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概要

こちらのプログラムのまとめと感想。

フィッシング詐欺は、

  1. 一般&フィッシング対策協議会からの報告
  2. JPCIRTに連絡
  3. 対策を検討&周知という流れで対策される。

主な被害内容

  • 不正送金
  • クレジットカード不正利用
    • 番号盗用。
    • これは、3-Dセキュアを利用する対策が重要である。
    • メールに関しては送信ドメイン認証 迷惑メール対策をすること。

2023年は、半年ですでに去年分以上の件数を超えている。

傾向

なりすましのフィッシングメールが大量配信されているケースが多い。

大量に偽URLが生成されている。これらをブロックするために、IPアドレスでの制限が必要になるかも。

対応・対策と課題

フィッシング対策

  • URLフィルタリング
  • フィッシングサイトの閉鎖調整
    • 各事業者がホスティング事業者にサイト閉鎖を要請する。
  • 検知サービス

なりすまし対策

  • 送信ドメイン認証
    • SPF
    • DKIM
    • DMARC
    • の3つがメインになっている。

DMARCは、SPFなど単体で使用した場合の機能を補う機能があり、優秀。
利点として、Gmailなどのメールが対応済みであり、モバイルユーザ向けの対応策が高い。
これを利用する事で、なりすましメールの50%~90%を、技術的に排除する事が可能。

正規メールの視認性向上

利用者にとって重要なのは、正しいメールかどうか。
Yahooメールで行われている取り組みでは、

送信ドメイン認証で失敗したメールには警告マークがでるようになっている。

他の取り組みとして、
正規メールの表示例をホームページに出す事で、利用者が判別しやすくなるように注意喚起している。

フィッシング対策

利用者側として。

  • 大量にメールが届くのであれば。メールが漏れている可能性があるため、アドレスの変更を検討する。
  • また、迷惑メールフィルターは、電気通信事業法の通信の秘密を守るため、国内ISPのメールサービスではデフォルトで無効になっているため、有効にしておくこと。
  • 正規メールの表示を知る事

まとめとして、DMARCを利用することを推奨する。

送信ドメイン認証技術の普及状況

ざっくりと。
送信者をドメイン名単位で認証する。
技術導入マニュアルは、迷惑メール対策推進協議会のWebサイトから入手できる。

SPFが81%ほど普及している。DMARCは7%ほど。
設定もDMARCの方が簡単なハズだが、なぜかSPFが普及しているのがわからないとのこと。

rejectの設定が増えており、すばらしいとのこと。

DMARC認証のために、最初の認証にDKIを用いるとよいかもしれないとのこと。

メッセージングセキュリティ技術。
メール配送時の暗号化として、TLSを用いているが、これは受信側が対応していなければTLS転送することができない事に注意が必要。

全体のまとめ&感想として

SPFなども効果的であるが、DMARCを検討することが大事である。
メールアドレスを変えるよりもよい方法はあるのか?
新しいメールアドレスを作り、登録させる。IDとして使用するメールアドレス・連絡として使用するアドレスの2通りあり場合、IDとしてしようする方を変えるとよいのではないか。

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