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Power Automate Desktopがなんとなく使える講座 #3 Excelデータの抽出 その2

Last updated at Posted at 2021-04-22

前回に続けて、データ部分の書き込みを行います。

Excelデータの繰り返し

 まず、一番最初のデータを書き込む位置のセルをアクティブにします。
image.png

 アクションペインのループからFor eachを選び、ExcelDataを反復処理します。ここで、新たにCurrentItem2という変数が作成されます。
image.png

条件分岐

 For eachとEndの間に、条件分岐を入れていきます。ここでは、年齢が40歳以上の人を抽出することにします。
 ifを選択し、最初のオペランドにCurrentItem2の中の年齢の項目を比較対象にしたいのですが、このループに入った時のCurrentItem2の値を変数ペインから確認してみると、
image.png
 このようなDatarowの形式で入っています。
 年齢の項目は8番目なので、配列と同じように、**CurrentItem2[7]**と指定してやることも出来ますが、Datarowは列名を指定して取り出すことも出来ますので、

%CurrentItem2["年齢"]%

 と入れます。40歳以上なので、
image.png
 となります。

 ワークシートのCurrentItem2を1列目のアクティブなセル上に書き込みを行います。
image.png
 書き込んだ後は、次の書き込みのために、相対位置指定で、アクティブなセルを1行下に移動します。
image.png

 以上で、フローは以下のようになりました。

image.png

 動作は、以下のようになります。後半は、早回しになってます。

motion.gif

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