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CADSでMLOps#4モデルリフレッシュ

Last updated at Posted at 2022-08-05

CADSでMLOps#4モデルリフレッシュ

SPSS Modelerで作ったモデルをCADSと組み合わせてMLOpsで管理していきます。

MLOpsを4つのパートに分けて説明します。
この記事ではモデルリフレッシュ・パイプライン作成について説明します。

1.モデル作成
2.スコアリング
3.モデルモニタリング
4.モデルリフレッシュ

全体イメージの中では、フィードバックデータからモデルリフレッシュ・パイプライン(CADSジョブ)でモデルを再作成して、CADSのレポジトリに保存するところまでの解説になります。

image.png

モデルリフレッシュジョブの作成

まず、スコアリングのジョブをコピーして貼り付け、名前を付けます。ここでは「キャンペーン予測モデルリフレッシュ」としました。
image.png

コピーして作成したジョブを開きます。
image.png

ジョブステップ名は「キャンペーン予測モデルリフレッシュ」を指定しました。
ここではスコアリングと異なりオブジェクトのバージョンは「LATEST」に指定しました。
「タイプ」を「更新」とし、二つのモデルナゲットを更新対象とするチェックを付けました。
image.png

これはストリーム内の二つのモデルナゲットを更新するという意味です。
image.png

「データファイル」タブに移り、
スコアリングデータ.csvノードには「スコアリングデータ.csv」
学習データ.csvノードには「${JobVariable.FILENAME}」としてジョブ変数を指定します。
つまりモデルを再学習するために使う学習データをジョブ変数で与えることを意図しています。
image.png

モデルリフレッシュジョブの実行

設定ができたので「保存」で保存をして、「オプションありでジョブを実行」してみます。

image.png

FILENAMEに「フィードバックデータ.csv」を指定します。これは「フィードバックデータ.csv」を使ってモデルを作り直すことを意図しています。

image.png

ジョブ実行が成功したら、モニタリングのパイプラインで精度を確認してみます。

image.png

image.png

インデックスが81に上昇し、緑丸のアイコンが表示されています。
image.png

更新されたモデルの確認

Modelerでモデルリフレッシュのパイプラインが更新した最新バージョンのストリームを取得してみます。
image.png

確かにフィードバックデータで学習して、精度が8割程度に上がっています。
image.png

モデルもSYSTEMによって更新されていることがわかります。
image.png

サンプルストリームやデータ、PES

  • テスト環境
    • Modeler 18.3
    • CADS 8.3
    • Windows 2019

参考情報

なぜMLOpsが必要なのか(vol97-0014-ai)
https://community.ibm.com/community/user/japan/blogs/provision-ibm1/2021/08/17/vol97-0014-ai

失敗しないMLOps (vol97-0017-ai)
https://community.ibm.com/community/user/japan/blogs/provision-ibm1/2021/10/31/vol97-0017-ai

MLOpsのキホンと動向 | IBM ソリューション ブログ
https://www.ibm.com/blogs/solutions/jp-ja/mlops-2021-data/

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