SPSS Collaboration and Deployment Services 8.4をWindows Serverに導入します。
Modeler ServerやDb2などの前提ソフトウェアがあり、順に導入していく必要があります。
様々なRDBやApplication Serverに対応していますが、ここで導入する全体像は以下のようになります。
導入OSの確認
前提OSやソフトウェアは以下で確認をします。
ここではWindows Server 2019に導入します。
①SPSS Modeler Server 18.4のインストール on Windows Server
対応するModeler Server 18.4を導入します。PAサイトからダウンロードします。
②Db2 11.5のインストール on Windows Server
対応するDB2 11.5.ｘを導入します。最新のmod,Fixpackを探します。
Db2のライセンスファイルはCADSにバンドルされていますのでPAサイトからダウンロード可能です。
G065ZML IBM DB2 Standard Edition V11.5 for IBM SPSS Collaboration and Deployment Services 8.4 Multiplatform Multilingual eAssembly
の
CC36WML IBM Db2 Standard Edition - VPC Option - Activation 11.5 for Linux, UNIX and Windows Multilingual
がライセンスファイルになります。
③CADSのレポジトリDB作成 on Windows Server
CADS本体導入前にCADSのレポジトリDBになるDBを作っておきます。
④Python 3.8 +Zeepの導入 on Windows Server
コマンド操作ができるEssentials for Pythonを同時に導入するのがおすすめです。（必須ではありません）
前提となるPython 3.8.xとZeep4.0.0以降を導入します。
⑤IBM Installation Manager 1.9.1 on Windows Serverのインストール
CADS本体はIBM Installation Managerのパッケージで提供されるので、あらかじめIBM Installation Manager（略称IIM）を導入します。
IBM Installation Manager 1.9.1.xを導入します。
⑥CADS 8.4本体のインストール on Windows Server
IIMをつかってCADS本体を導入します。PAサイトからダウンロードします。
一緒にModeler AdapterとEssentials for Pythonも導入します。Modeler AdapterはCADS本体と別のファイルで提供されています。
ここではアプリケーション・サーバーはLibertyで導入します。CADS本体にLibertyとJavaは含まれています。
WebSphere Traditionalで導入する場合にはあらかじめWebSphere TraditionalとJavaを導入しておく必要があります。
⑦CADSのファイアウォール設定 on Windows Server
CADSに外のマシンからアクセスできるようにファイアウォールの設定をします。
⑧CADS Deployment Managerのインストール on Windows
CADSの管理クライアントである Deployment Managerをインストールし、接続します。PAサイトからダウンロードします。
環境
- Windows Server 2019
- SPSS Modeler Server 18.4
- Db2 11.5.7
- IBM Installation Manager 1.9.1
- Python 3.8.10
- Zeep 4.1.0
- SPSS Collaboraion and Deployment Services 8.4
- SPSS Collaboraion and Deployment Services Dwployment Manager 8.4
参考
CADSレポジトリ―・サーバーのインストール