はじめに
最近の私のエディタ事情の話。
私が業務上編集するテキストファイルは9割がPython。
宗教上の理由からVIMをずっと使い続けていたが、やはり今どきのエディタとして使用するならそこそこの数のプラグインを入れる必要があった。
んで、あまりプラグインの管理がよろしくないのか、プラグインを追加したい更新したりすると高確率で動かなくなる。
ガチャガチャと書いてるうちに安定したから設定ファイルがものすごいことになってる。動かなくなるのが怖くて整理できない。
ちょこっとneovim試したけど設定ファイルの書き方が変わってて早々に心が折れた。
もう疲れたので、そろそろ脱VIMしようとしてます。
最近の俺の環境
基本的なコンセプト
- インストールしただけで使える
- 拡張などは少なければ少ない程良い
- 十字キーでカーソル移動する気はないのでVIキーバインドが使える
Pythonは
「いいからPyCharm使っておけ」なので、JetBrain謹製のVIMプラグインを導入。
意外と平気。exコマンドつかえないのだけど、そういや俺ほとんど使ってなかったわ。
hkjlの移動さえあればいい。
PyCharm ネ申
Python以外のファイルを閲覧編集するための軽量なエディタは
調べてたら、気づくと、Visual Studio Codeがとても良くなってた。
ATOM、Bracketはcp932の自動認識が簡単にはできない。俺だってそんなファイル編集したくないけどバッチファイルはcp932じゃないとダメなんだよチクショウ
Visual Studio Codeもデフォルトではオフなんだけど、設定に1行追加することで自動認識してくれる。
"files.autoGuessEncoding": true, // 文字コードの自動認識
エクスプローラもあるし、シンタックスの色分けも良い。
今でも十分便利なんだけど、どんどんデフォルトの設定が更新されてて、みるみる便利になってきている。
Sublime Textみたいなやつが追加された!熱い!(minimapという機能で、今まではデフォルトで無効になってたのが有効になったらしい)
てことで、非プログラマから「エディタって何使えばいいですか?」と聞かれたら今は普通にVisual Studio Codeと答えます。
さらに、拡張(エクステンション)が良い。多くはATOMやSublime Textの拡張の移植な気がする。先人に感謝。
オススメのエクステンション
VIM
VIMエクステンション。PyCharmと同様。結構平気。
設定もヤンクのこれくらい。
"vim.useSystemClipboard": true, // クリップボードにヤンク
どうやらneovimと連携してexコマンドが使えるようになるらしい。熱い。(でも怖いからしばらくは手を出さない)
Python
Pythonエクステンションを入れるとPython開発もすいすい。
Visual Studio Codeはデバッガインターフェイスも組み込まれているので、簡単なスクリプトならコーディングから実行までVisual Studio Code内で完結できる。
リモートデバッグは出来ないのかな?そこまで調べてないです。宗教上の理由でPyCharmを選択できない場合は強力な選択肢になると思います。
Maya関連
MELエクステンションを入れればMELも色分けしてくれるよ
まとめ
Visual Studio Codeは初心者にもお勧めできるエディタとなっていた。
進化のスピードが速く感じる。素晴らしいエコシステムがあるからでしょう。マイクロソフトは本当にいい会社になった。
今気持ち悪いと思ってるのは下記の通り。
- PyCharmとVSCodeのスニペットを共有する術はない?
- スニペットだけはいまだにUniteを使いたいと思うくらい便利だったので、早く整備しないと心が揺れる。
- syntasticに代わる仕組みがどちらも無い?
- どのみちコマンドラインでflake8やgjslint動かさないといけないのでそこまで困ってはいない。