今回は、WordPressで会員サイトや顧客専用ページを構築したい方に向けて、
SPIRALセキュアセッションマネージャーを使ったセキュアなセッション管理の方法をご紹介します。
💡 こんな課題、感じていませんか?
WordPressは柔軟なCMSですが、以下のような課題に直面することはありませんか?
・ログイン状態の管理が甘く、セッションハイジャックのリスクがある
・顧客情報の管理がプラグイン任せでバラバラ
・会員限定ページやフォームをセキュリティ高く構築したい
・WordPressにログイン機能だけでなく、業務機能(DB、フォーム、メール)も組み込みたい
そんな時に検討すべきなのが、SPIRALセキュアセッションマネージャーです。
🔐 SPIRALセキュアセッションマネージャーとは?
SPIRALは、個人情報や業務データを安全に扱える国産ローコード開発プラットフォームです。「セキュアセッションマネージャー」は、以下のようなことが可能です。
✅ 主な特徴
・会員のログイン/ログアウト管理
・ログイン状態のセッション制御(有効期限、IP制限など)
・ページごとの閲覧制御(セッションがない場合はリダイレクト)
・REST API経由でWordPressとの柔軟な連携が可能
⚙️ WordPressとの連携イメージ
SPIRALはAPIを提供しており、WordPressと直接統合が可能です。
たとえば、下記のような流れで構築できます。
🔁 認証の流れ(イメージ)
1.WordPressのログインフォームからSPIRALの認証APIへPOST
2.認証成功時、セッションID(トークン)を取得してCookieに保持
3.マイページや会員限定ページでは、トークンを検証するAPIを都度実行
4.ログイン状態に応じてコンテンツを制御
🧑💻 実装例(PHP)
サンプルコード
// セッション検証APIを使ってログイン状態を確認
function is_user_logged_in_spiral() {
$token = $_COOKIE['spiral_token'] ?? null;
if (!$token) return false;
$response = wp_remote_post('https://api.spiral-platform.co.jp/session/verify', [
'headers' => ['Authorization' => 'Bearer ' . $token],
]);
return wp_remote_retrieve_response_code($response) === 200;
}
💼 活用シーン
・顧客・会員向けのマイページ構築(契約情報表示、申請手続きなど)
・学会・協会・BtoBポータルなどの限定コンテンツ配信
・WordPressのUI+SPIRALのバックエンドというハイブリッド構成
🔐 なぜセキュアセッションマネージャーを使うのか?
WordPressのセッションは、通常のPHPセッションやCookieに依存しています。
セキュリティを強化しようとすると、以下のような手間が発生します。
セキュリティ要件 | WordPressで実現 | SPIRAL連携で実現 |
---|---|---|
セッションハイジャック対策 | カスタム開発が必要 | 標準機能で対応 |
多拠点ログイン制限 | 実装が複雑 | IP制限・多重ログイン制限が可能 |
ISMS準拠の運用基盤 | 管理が煩雑 | SPIRAL側で担保 |
✅ まとめ
WordPressだけでは難しい
セキュリティ要件の高い会員サイト・顧客専用サイトを構築したいなら、
SPIRALセキュアセッションマネージャーとの連携が有力な選択肢です。
UIやCMS機能はWordPress、
セッション・個人情報管理はSPIRALに任せることで、
安全性と開発効率を両立できます。