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LINEDCAdvent Calendar 2024

Day 23

【初めてでも15分でできる】2年前に書いた【QRコードを使ったデジタル呼び出しボタンを作成!】がLINE notifyが終わるので、LINE公式アカウントに置き換えてみる

Last updated at Posted at 2024-12-22

先日、LINE notifyのサービス終了の案内がきました。

IoTとかの通知で制限も少なく非常に便利でしたので残念です。。。
と、残念がっていても仕方がないので、LINEでどうやって通知受けられるか!?
ということを考えると、アナウンスにもあるように Messaging APIでできるようにしましょう!!

2年前にNotifyを利用したものを記載していたものを、
MessagingAPIを利用したものに変更しております。
https://qiita.com/specialman9999/items/ce85e0a3ce8c6f0fdfed

LINE notifyとMessagingAPIでできることの違い
LINE公式アカウント LINE notify
ビジネスIDやアカウントを作成しないといけない ボタン1つで登録できた
アクセストークンの発行がちょっとめんどう ボタン1つで発行できた
送信数は無料では月200通まで 送信数は無料で1時間1000回まで
複数人に送るときは友だち登録してもらうだけ、ただし登録している人が増えると通数が減る(後述) 複数人に送るときはグループLINEを作らないといけない
作るまで10分ぐらい 作るまで数分ぐらい
メッセージ送信まで10秒ぐらい メッセージ送信まで5秒ぐらい

全く一緒というわけではないですが、入れ替え可能です!!

さて、通数の考え方ですが、下記のようになっております。

image.png

人数が増えるごとに、呼び出し回数が減っていってしまいます。
また、あくまで無料数の枠なので月5000円のLINE公式アカウントのライトプランにすれば5000通まで送れるようになります。(複数人で多く通知がある場合は、お金がかかるのでLINEではないほうが良いかもです。。。)

さっそく作っていきましょう!

スプレッドシートのコピー

下のスプレッドシートをマイドライブにコピーしてください。
(閲覧専用なので、このまま利用しても書き込みできません)

image.png
【アクセスを許可】を押してください。(QRコード作成で外部と通信してます)

コピーができましたら、次にLINE公式アカウントの作成をしていきます。

オフィシャルアカウントマネージャーでの作業

こちらからオフィシャルアカウントマネージャーにログインをしてください。

全く初めての方は、下記の公式サイトをご参考にビジネスIDを作成してください
https://www.lycbiz.com/jp/manual/OfficialAccountManager/new_account/?list=7171

アカウント名や業種などを選択していき作成ボタンを押します
image.png

アカウントが作成されましたら【LINE Official Account Managerへ】を押して移動してください。
image.png

ログインできましたら、右上の設定ボタンを押します

image.png

左のリストに表示された【MessagingAPI】を押し、MessagingAPIを利用すると押します。

image.png

するとプロバイダーを選択と出てくるので、新しく作成するか、既存のものを選択します。
(初めてでわからない場合は、【プロトタイプ】の様な感じで作成して大丈夫です)
image.png

プライバシーポリシーと利用規約が記載してください。
(通知のアカウントだけであれば、空欄で大丈夫です。)
image.png

確認ボタンがでてきますので【OK】
image.png

その後設定完了画面がでてきます。こちらで、オフィシャルアカウントマネージャーでの設定は終わりですので、LINE Developersに移動します。
image.png

LINE Developersに行ったら、コンソールに入ります。

LINE Developersでの作業

(初めての時は開発者登録画面になるので登録してください。)
image.png

ログインをしたら、先ほど作成したものが表示されていると思いますので、そちらへ移動してください。

image.png

【MessagingAPI設定】のタブをクリックします。
image.png

その画面の一番したの、チャネルアクセストークンで、発行ボタンをおして、チャネルアクセストークンを発行して、コピーしてください。
image.png

チャネルアクセストークンの先頭の文字が英数字以外(+やー等)の場合、このプログラムがうまく動かないことがるので、その際は、再発行をおしえて、先頭が英数字のものになるようにしてください。

スプレッドシートでの作業

次に、先ほどコピーしたスプレッドシートに戻り
先ほどコピーしました、チャネルアクセストークンをセルC4に張り付けます。

image.png

拡張機能⇒AppsScriptをおしてGAS(GoogleAppsScropt)の画面を表示します。

image.png

右上のデプロイで新しいデプロイを選択します。
image.png

次のユーザーとして実行で、自分を選択
アクセスできるユーザーを全員にします。
image.png

最初だけ【アクセスを承認】の画面がでます
image.png

自分のアカウントを選択します。
image.png

確認が面がでるので【Advanced】を選択します
image.png

ここで、【BACK TO SAFETY】や戻るを選択すると戻ってしまいます。
(新しいプログラムなので大丈夫??という確認です。今回のものは安全なものなので大丈夫です。)

Go to 呼び出しボタン(unsafe)を押します。
image.png

外部と通信しますかという確認がでますので【Allow】許可してください。
image.png

するとデプロイ(プログラムが出来上がる)されて、画面がでますので【ウェブアプリ】のアドレスをコピーしてください
image.png

コピーしたURLをスプレッドシートのセルC7に張り付けます
image.png

完成!試してみよう

作成したLINE公式アカウントを友達追加して、
スプレッドシートに表示されている、QRコードを読み込んでください。

ボタンが表示されているのでタップするとLINEにメッセージが飛びます
(GASのHTMLでボタンは変えられますので、もっといいのに変えてください💦)
image.png

LINEの画面
image.png

スプレッドシートのセルC9を変えればテーブルごとのQRを発行できたり
セルC5を変えれば後につくテキストを変えられます。

動いているGAS

LINE公式アカウントでのブロードキャストを実施しているGASになります。

function Button(number){

var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
var sheet = ss.getSheetByName("QR");

 // LINEから取得したトークン
let token = sheet.getRange(4,3).getValue();

//送信するメッセージ
let messageText = number + sheet.getRange(5,3).getValue();
 


    const sendText = {
        "messages": [{
            "type": "text",
            "text": messageText,
        }]
    }

    const options = {
        "method": "post",
        "headers": {
            "Content-Type": "application/json",
            "Authorization": "Bearer " + token,
        },
        "payload": JSON.stringify(sendText)
    };

    // Line該当ユーザーに応答を返している
    UrlFetchApp.fetch("https://api.line.me/v2/bot/message/broadcast", options);
}

みなさま、いろいろ変えて、LINE notifyがなくなってもLINE APIを使ってLINEをつかっていきましょう!!

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