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基本的なデザインルール

Last updated at Posted at 2022-10-14

エンジニアでもデザインを学ぶべき理由

  • クライアント・デザイナーとの話で認識のずれが起こらず、仕事が効率化する
  • 市場価値が上がる

コンセプトとターゲット

デザインはコンセプトとターゲットがありき
例えば、都会的なサイトに緑や茶色の配色(コンセプト)、高齢者向けのサイト(ターゲット)に細かい文字が多いなど、適していないデザインは優れていない

コンセプト例

  • 賑やかさ
    • ポップで楽しい、若年層をターゲット
    • 明るい色を中心
    • レイアウトも自由に
  • 信頼性
    • 病院や銀行がターゲット
    • 色味はネイビー・ブルー・白を基調にしている
    • 乱れなく、揃ったレイアウト
    • 明朝体、serif体
  • 高級感
    • 高級ホテルのサイトやパンフレット
    • 余白を十分に持たせる
    • メインビジュアルが大きく
    • 明朝体、serif体
    • 色は同じ系統のものをシンプルに
  • 情報量
    • ニュースやブログ
    • レイアウトを特有のものに
    • 余白取らない
    • 行間小さい

色の基礎知識

デジタルデータを扱う上で知っておきたいのは「RGB」と「CMYK」というカラーモデル
デザイナーは用途によって使い分ける。webでは基本的にRGB

色の3属性

  • 色相
    • 青・黄色・赤のような色の違いのこと
    • 色相環を参考に
  • 明度
    • 色の明るさのこと
    • 明度が高いと白に近づき、低いと黒に近づく
  • 彩度
    • 色の鮮やかさのこと
    • 彩度を上げるほど原色に近づき、下げるほどくすんだ色になる

落ち着いたイメージなら同じ色相や類似色を使って明度や彩度を低めに、賑やかなイメージなら少し離れた色相を何色か使って明度や彩度を高める

色の組み合わせ

色の組みわせ1つでデザインは全く異なる

キーカラー

webサイトなどの基準になる色。作るもののターゲットやコンセプトに適したものを選定
会社のロゴやイラストがある場合はそれに似た色
サイト内はキーカラーとの類似色を使うことで統一感のあるデザインになる

  • 統一感を出す方法

    • キーカラーと彩度や明度が同じで、色相が違う色でまとめる
    • キーカラーと色相が同じで、彩度や明度が違う色でまとめる
    • トーンに共通性を持たせる
    • 同じトーンを複数組み合わせる(彩度が高いものを使いすぎると落ち着きがなくなる)
    • 同じ色相で異なるトーンを組み合わせる
  • 配色の割合

    • ベースカラー(背景色):70%
    • メインカラー(キーカラーが多い):25%
    • アクセントカラー(目立つ部分):5%

タイポグラフィ

文字のデザインのこと。書体や字配り、配置を読みやすくして体裁を整えること

カーニング

文字と文字の間のスペース、字間を調整すること

トラッキング

行や段落全体の調整のこと

レディング

文字列の行送りのことで、行間ともいう
カーニングやトラッキングよりも顕著に表れる

ウェイト

文字の幅、太さのこと
一般的には大見出し、小見出し、本文の順で小さくしていく

フォントデザイン

コンセプト、ターゲットに合わせたフォント選びが重要

  • 欧文フォント

    • セリフ
      • セリフのある書体。小説のように長い文章や、高級感を出す
    • サンセリフ
      • セリフのない書体。読みやすく視認性が高い
    • ハンドライト
      • 手書きで書いたようなフォント。柔らかくルーズなイメージ
    • スクリプト
      • 筆記体。格調高いイメージ
    • ディスプレイ
      • どれにも含まれない
  • 日本語フォント

    • 明朝
      • 筆で書いたような書体。柔らかく、少し高級感が出る
    • ゴシック
      • 角張った、直線で構成。視認性が高い
    • 丸ゴシック
      • ゴシックたいを角丸にしたもの。優しいイメージ

全体のフォントは統一感を出し、見出しと本文でウェイトやサイズでメリハリをつける
san-serifがやっぱり一般的

余白で決まるデザイン

余白の面積や取り方によってデザインイメージを大きく左右する

アクティブホワイトスペース

視線誘導のために意図的に作ったスペース

パッシブホワイトスペース

文字やロゴなどの要素の周りにあるスペース

マクロホワイトスペース

大きなホワイトスペース。具体的には文章や画像など、主要な要素同士の間隔

マイクロホワイトスペース

小さなスペース。具体的には項目同士や行間、文字間のこと

余白テクニック

  • 文章周りのスペースは行間より広くする
  • 関連する要素同士のスペースは狭くする
  • 連続して並べる要素のスペースは規則正しく
  • インデントを使って階層をイメージさせる
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