VSCodeのphp cs fixer(junstyle.php-cs-fixer)が0.2.2のアップデートで、同梱されているphp-cs-fixerがv3に変わったので、作業中のプロジェクトでエラーが出たり、今まで使っていた設定ファイルが読み込まれない状況に対応しました。
1. 設定ファイル名の変更
.vscode
ディレクトリに.php_cs
を置いていたのですが、ファイル名を変更しなければならないようです。
Configuration file `.php_cs` is outdated, rename to `.php-cs-fixer.php`.
2. 拡張の設定変更
before
{
"php-cs-fixer.config": ".php_cs;.php_cs.dist;"
}
after
{
"php-cs-fixer.config": ".php-cs-fixer.php;.php-cs-fixer.dist.php;.php_cs;.php_cs.dist;"
}
3. 設定ファイル内容の変更
Configのcreateメソッドがv3で廃止されたので、初期化のやり方を変える必要があります。
before
<?php
return PhpCsFixer\Config::create()
->setRules([
'@PSR2' => true,
(省略)
])
// ->setIndent("\t")
->setLineEnding("\n")
;
after
<?php
return (new PhpCsFixer\Config())
->setRules([
'@PSR2' => true,
(省略)
])
// ->setIndent("\t")
->setLineEnding("\n")
;
あと、ルールの設定方法が変わっているものがあるので、
をみて、使っている設定の書き方が変わってないか確認します。