HeadLookControllerは、任意の場所を向くようにモデルのボーンを操作するものです。
これを使うと、ゲーム中のキャラクタとHMDの動きを連動することもできます。
#1.HeadLookControllerをモデルに仕込む
サンプルを参考にしてHeadLookControllerをモデルに仕込みます。
次にモデルの頭部(今回はHeadボーンを使用)の下に新しくカメラ配置用のGameObject(以下CameraPosition)を作り、モデルの眉間あたりに位置を合わせておきます。カメラがモデルの内側にめり込まないように調整しましょう。
#2.OVRCameraRigをモデルに仕込む
OVRCameraRigを配置し、CenterEyeAnchorに視点制御用のGameObject(以下LookPoint)を配置します。
LookPointにCursorHitスクリプトを追加し、HeadLook値に項1で追加したHeadLookControllerを設定します。
最後に、OVRCameraRigのPositionがCameraPositionと連動するようにします。
#3.動かしてみる
空を仰ぐKyleさん
右手をじっと見るKyleさん
#4.最後に
捻る動きが取れないのが難点です。
HeadLookControllerの値を弄ることで、首だけでなく体全体を前屈みにしたり仰け反ったりさせることもできます。