plantFEMで作ったメッシュオブジェクトをmatplotlibで描画する。

plantFEMで以下のようなスクリプトを実行すると、円筒型のメッシュオブジェクトが作られます。

! server.f90
program main
    use plantFEM
    implicit none

    type(FEMDomain_) :: domain

    call domain%create(meshtype="Cylinder",x_num=10,y_num=10,z_num=10,x_len=10.0d0,y_len=3.0d0,z_len=2.0d0)
    call domain%json(name="domain.json",endl=.true.)


end program main

実行コマンドはこちらです。

./plantfem run

このメッシュオブジェクトはjson形式で保存されています。
これを、matplotlibで描画してみます。

以下が描画用スクリプトです。

import json
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
from mpl_toolkits.mplot3d import Axes3D

json_file = open('domain.json', 'r')
json_object = json.load(json_file)

# メッシュオブジェクト中の節点座標配列を取り出す

nodcoord = np.array(json_object["mesh"]["nodcoord"])

# 以下、matplotlibで描画
# x軸とy軸にラベル付け
fig = plt.figure()
ax = Axes3D(fig)

ax.set_xlabel("x")
ax.set_ylabel("y")
ax.set_zlabel("z")

# 節点を描画

x = nodcoord[:,0]
y = nodcoord[:,1]
z = nodcoord[:,2]
ax.plot(x,y,z,marker="o",linestyle='None')

# 図を表示

plt.show()

なお、ここではjsonファイル名をdomain.jsonとしています。

スクリプトを実行すると、3次元の円筒メッシュの節点が描画されています。

今後は、

json_object["mesh"]["elemnod"]

にはコネクティビティ情報が格納されていますので、今後はそちらを使ってメッシュの描画を行いたいと思います。