ここ1ヶ月更新していませんでした。というか、できませんでした。
色々あったのですが、とりあえず今月末には現職を辞めようかなと思います。
以下、私の言い訳をつらつら書きます。
ちなみに、Qiitaを読んでいる人がいるような業界ではないです。
業界違うとこんなにリテラシーないんだなって驚きました。
(2022.10.01 追記)
こんなにたくさんの人に読んでいただいていて、驚いています。
また、批判されるだろうと思いながら書いていたのですが、温かいコメントやご意見をいただいており、とても励みになっています。転職活動も始めました。
今後については以下の記事にまとめています。
良いことも悪いことも、フィードバックいただけること自体が、とても幸せなことだと思っています。本当にありがとうございます。
ITリテラシー以前の問題が多々あった
カウンセラーに話したら「この21世紀に?」と言われたようなことがたくさん。
Amazonでノーブランドノーレビューの商品を備品として購入する
これ、トップの人がやったんですよね。具体的にはマウスとキーボードセットで1300円。まずキーボード。中華製ということは分かったんだけれども、型番がない。どこにもない。説明書もない。配列も変則的だったから、何か切り替えキーがあるのだろうと思ったけれど、その説明がいっさいない。だから使えないです。ってなった。
次にマウス。これが凄いんですよ。悪い意味で。混線するんですよ。同時に起動すると。USBレシーバの無線のタイプです。今時ありますか…。今時…ってずっと言ってた。というか、トップの人以外みんな言ってた。逆にこの令和に、混線するマウスなんて凄いよ。よく見つけてきたなって驚きました。
著作権というか・・・
スタッフにPCの電源ボタンどこですか?って感じの方がいたのですね。それは良いのです。問題は資料作る時にインターネットで個人ブログの内容も画像もなんでもコピペなこと。マジですか。一応社内資料というかお客さんに配るんですよね、それ。フォルダとファイルの違いや、コンピュータの空間把握力(フォルダに、このファイルを移動させる、の「移動させる」とは…とか)を説明するのに結構苦労しました。
スタッフ全員自分のOfficeアカウント知らない
これは入社してからずっと尋ねていた。し、返答を催促していた。だってOutlook見られない、社内メールもう1ヶ月以上見られていない人がいるんですよ。
最終的な解答は
「グループ会社のものを転用しているため、個人アカウントはない」。
???ごめんなさい、ちょっとわからない。
設定した人が社外の人らしいので、それはそれで…。という気持ち。
お客様の通る通路に、社用携帯が転がっている
そのままです。上司が笑ってて地味なストレスだった。
個人情報の管理が杜撰
これを書くと揉めそうなのでやんわりと。
一応管轄の役所の窓口に告口しました。
コミュニケーションツールの問題
某チャットツールを私が入社する前から使っていたらしいのですが、業務時間内は「口頭でお願いします」、業務時間外は上席が全員通知切っている。ファイルを送ったの送ってないの、突然グループが消えたりと、本当に「そのツール必要?」と思いました。
ドメインなど、「会社の信頼」に繋がるものにコストを割かない
某サーバを提供する会社が出してる無料ドメインを社用のメアドにしてた。
だけれど、これをcomだとかco.jpだとかにする必要性をどんなに説得しても分かってもらえなかった。最終的に、「迷惑メールフィルタによって社用メールが弾かれる可能性が高いというのはいかがなものか」と言って、やっと変更になった。
etc
私自身は小学生の時からPCが家にあって、凄い恵まれた環境にいたと思っています。当時はWinXPが安定してきたくらいの時期でした。中学生の時には、AAとかフラッシュとか、2ちゃんねる全盛期で、だからこそリテラシーが問題になっていたし、そういうことに良くも悪くも敏感に育った気がしています。はてなブログを作って、学校の友達と書き合ったり、CSSをいじったり。ガラケーからスマホへの変遷も体験しました。
私よりも若い世代、いわゆる「今の子たち」は、タッチパネルでの操作が普及していて、タイピングとかそういうところは上の世代よりも苦手かもしれません。しかし、リテラシーという意味では、プログラミングが授業に組み込まれるようになったこともあり、教育面でしっかりとカリキュラムを組まれているのではないかと思います。
上記のことを考えると、自分よりもちょっと上の世代とか、親の世代で、PCというか機械もの全般を触ったことがない、苦手という人がいるのも仕方がないことなのだと思います。著作権とか、モラル的な面はどうだろうか、とは思いますが。
業界が違えば勝手も違う。郷に入ったら郷に従え、と自分に言い聞かせていても、やはりリテラシーがない人たちに囲まれていると地味なダメージになってしまうのだと分かりました。
私の課題
正論が通る世の中ではない
ずっと同じ会社にいられる人が羨ましいんです。「上司のいうことに従っておけばそれでいい」。私も極力そうありたいと思います。中途で入社する人間に求めていることって、「黙って作業をしてくれる人」でしょ。それでも、善いものを、善いサービスを提供できないなら私は口を出してしまう。これまでもずっと課題でしたが、今回のことで今後の課題と改めて認識しました。
どんなに正論だったとしても、それが通らないことの方が多い。社会人になってから、「仕事をしないでお金をもらっている人」をたくさん見てきました。その度に社会に失望して…の繰り返し。でも、世の中きっとそんなもんなんです。
前述した「正論」ですが、私は自分が正しい、と感じた時、「それは本当に正しいのか?」と疑うくせをつけています。今回退職するにあたって、これだけ不可思議なことが続くと「自分の頭がおかしくなっていて、モンスター社員と思われているのではないか?」と思い、メンタルクリニックのお医者さんとカウンセラー2名に「私は支離滅裂なことを言っているだろうか、もしそう判断したなら診断書が欲しい」と、頼みました。
おおごとにしたくなかった
私は嘘がつけないのです。不正もできないし、だからこそ凄い色々な人から嫌われる。
今回は退職勧告に近いことが行われました。(録音とってます)
私に辞めてほしいって思う人がいるのは分かるんです。だけれど、「診断書が無いと働かせられない」と言われ、早退させられている。しかし医者もカウンセラー(心理士)も「あなた自身が診断書を求めるのは分かるが、会社から求められることは普通はない、それに今休職していない人に『この人は働けます』って証明書も書けないし、反対にドクターストップみたいな極端な診断書も出せない」とのことでした。
結論からいうと、診断書よりも前に労基に相談してほしい、とのことでした。しかし、病院も役所も、こうしたことが前例にないので困惑されました。もう民事でしか解決できないとなったため、労基、労働局、役所、全てに実名で社名を出して、相談の記録を残してもらっています。
その後に「診断書が出ないなら、働けるのでは?」という打診がありましたが、辞職を望まれている職場に居座れるほどメンタル強くないです。そう伝えたら「辞職してほしいとは思っていない、退職勧告などしていない」などと言う。本当に録音しておいて良かったです。
こんなにおおごとにしたいと、思っていなかったんです。
雇ってもらった恩がある。それといろんな出来事を天秤にかけて、今回はこんなことになっています。
月末退職ですが、まだ次を決めていません。なんだかちょっと気力が無くなっちゃって。でも、「自分よりも若い世代に、プログラミングを通して、明るい未来を提示したい、ワクワクを提供したい」という気持ちは変わりません。
今後
もちろん転職活動をします。でも、もう経歴ボロボロだし、採用されることも難しいんじゃないかって思っています。業界的にはプログラマというかエンジニアに戻りたいなと考えています。私に問題や課題があることは確かなので、批判してくださって構いません。冷ややかにでも、見守ってくださればと思います。
おしまい。