こんにちは。
有益になりそうな記事をひとつ置いておきたいなと思うので、
ほぼ未経験からプログラマになるまでにしたことを書き留めておこうと思います。
目次
1.新卒で入った会社がいわゆる「SIer」だった
2.プログラマになるためにしたこと
3.IT系の企業の面接で印象に残った質問
1.新卒で入った会社がいわゆる「SIer」だった
正直この文章だけで、何故プログラマに転職したかったか、わかる人もいるでしょう。
SIerって何?という話は下記リンク先の人たちがよくまとめてくださっていると思います。
端的に言ってしまうと、「Excel方眼紙」とかを実際に現場で見て、「何も学びがないな」と思ったのです。なにより「私は~系のエンジニアです」って説明できなくて、それがすごい恥ずかしかった。(現職の方を貶す意図はないです、SIはいないと困る存在だと思います。あくまで私の気持ちです。)
脱出マニュアルは重宝しました。
またSIの課題なども書かれているのでぜひ読んでみてください。
中立的な感じで書かれていて良いな、と思ったのが下記の記事です。
IT業界のしくみなども書かれているので異業種の方にもおすすめ。
2.プログラマになるためにしたこと
本題に入りたいと思います。
結論からいうと
1.オンラインでプログラミング言語を学習した。
2.「~を作ってみよう」系の講座でつくったものをgithubで公開した。
(著作権とかは気にしています)
3. GitHub Pages で自己PRサイトを作って、そこにgithubのリンクを載せた。
4.自己PRサイトをQRコードに変換して、個人用の名刺を作ってそこに載せた。
上記の流れで転職サイトに登録し、面接を経て、受託開発を主に行っているフロントエンドの会社に採用されました。
1.オンラインでプログラミング言語を学習した。
今はProgateとか、オンラインですぐに学べる環境が整っています。
言語は?と思う人もいるかと思いますが、私はとりあえずProgateで、
・HTML5
・CSS3
・SQL
・Java
を勉強しました。
それに加えてGitの操作も少し勉強しました。
今思えば、Javaに関してはフロント目指すなら違う言語もあったんじゃないかと思いますが、メジャーな言語ですし、オブジェクト指向の言語なら何でも良いなとも思います。
上から3つに関しては、本当に基礎的なことだと思うので、これから学ばれる方はHTML、CSS、SQLは押さえておくことをお勧めします。
オンラインで勉強できるサービスは本当に増えましたね。
コストとか操作感とかを試して自分に合ったサービスで学習に取り組めば良いのではと思います。
2.「~を作ってみよう」系の講座でつくったものをgithubで公開した。
まずgitって何って話になるんですけど、コードをみんなで共有して編集するプラットフォーム、という感じでしょうか。ただ、無料アカウントは全部公開になったはずなので、社内のコードとか晒さないでくださいね。
私はただ個人で細々と更新していく日記のように運用していました。
カレンダーに、いつコードを編集したかが可視化されるので、「継続して学習してますよ~」というアピールもありました。
「~を作ってみよう」系の講座は、ドットインストールにたくさんあるイメージです。
コード自体に著作権ってないはずなんですけれど、やっぱり人の作ったものの模写になるので、コメント欄などにその旨を記載していました。
3. 「GitHub Pages」 で自己PRサイトを作って、そこにgithubのリンクを載せた。
GitHub Pages は、無料でサイトを立ち上げることができるサービスです。
この人のようなサイトを参考に作りました。
GitHub Pagesの公開手順は以下の記事が簡潔にまとまっているかと思います。
・自己紹介
・どの言語を学んだか
・TwitterやGitのリンク
上記3点が書かれていれば十分だと思います。
あとできたらレスポンシブデザインになってると満点かな。
(スマホで見た時に表示が崩れないように設計すること)
4.自己PRサイトをQRコードに変換して、個人用の名刺を作ってそこに載せた。
URLだと面倒なので、スマホかざせばすぐに開けるQRコードに変換、画像として保存します。
で、そのQRコードを載せた名刺を作りました。
名前とアイコンと連絡先とQRコードくらいの簡素なものです。
オンラインで名刺デザインして発注です。
たしかここで作ってもらったような・・・。
3.IT系の企業の面接で印象に残った質問
転職サイトは1つに絞っていました。
書類選考とかした上で、面接を受けます。
カジュアル面接というものも流行っていて、気軽に話だけでも・・・みたいなこともできます。
面接で印象に残った質問なのですが、
「小さいころからPCをさわってきたか」
これ、今になって痛感するのですが、私が中学生くらいの時は2ちゃんねるとかAAとかフラッシュとかの全盛期で、中学生で、はてなブログ作って見せあう、みたいなのが日常だったんですよね。掲示板作ったりとか。でも少し上の世代はPCを使ったことないって人たくさんいますし、反対に今の若い人たちはタッチパネルで操作することが多く、物理キーボードが苦手という感じだったりするんですね。この質問で結構適性が分かるなって聞かれている最中も思いましたし、後でその方とお話したとき似たようなことを言われました。
「これまでの人生を振り返って、幸せだったか、不幸だったか」
この質問の意図をきいたところ、
「この質問で、その人が何に重きをおいて生きてきたかがわかる、たとえばお金がなくて不幸、人間関係で不幸、いろいろな人がいる。幸せだっていう人の方が多い(面接だから)けど、じゃあどういう視点で自分を幸せと言えるのかを見ていた」
とのことでした。
採用担当者の方って、本当に鋭いところ突いてきます。尊敬。
ちなみに私は、「PCを使える環境で育ったこと、今こうして面接を受けられていることが、とても幸せで恵まれていると思っています」みたいな回答をしたと思います。たしか。
以上こんな感じで未経験からのプログラマ転職でした。
意外と敷居低い気がしませんか。
プログラマって、常に勉強していかないと、技術のトレンドに追いつけなくなっていくので、勉強が嫌いな人には向いてないかもしれないです。
でも、やっぱり手に職ついたなって感じられると、もっと勉強してみよう!って思ったりもするのです。
あと、エンジニアの人って常に考えごとをしているからか、柔軟な発想をされる方が多く、他業種に比べて器の大きい人が多い気がします。(当社比)
IT企業でプログラマ、大変なことも多いけど、楽しいですよ。
おわり。