⚠️mac限定だと思います。iphoneでも「ヘルパーアプリケーション~~」というerrorはあるらしいですが、幸い自分はmacでなったので、解決はできずとも、問題の回避ができました。
内容
macでショートカットを実行すると、「ヘルパーアプリケーションと通信できませんでした。」と出て強制終了され、ショートカットアプリが使い物にならなくなりました。
原因は何か考えた時、おそらくですが、macをクリーンインストールする際にicloud連携を切り忘れたことだと思います。
icloudに入り直したり、セーフブートなど色々やりましたが解決できず。
問題の解決は諦めることに。
で、少し使っていると、エラーを吐くまでに一瞬の間時間があり、すごく短い処理ならエラーの前に終わって、普通に実行できることがわかりました。
そのため、苦肉の策として、applescriptでappを作って、それを実行することにしました。
- appを作る。
- スクリプトエディタを開き、新規作成
- applescriptでやりたいことを書いて「ファイル」→「書き出す」
- 名前,保存場所を適当に変え、「ファイルフォーマット」を「アプリケーション」にして保存
- ショートカットから起動
- 新規にショートカットを作成
- 「appを開く」を追加
- appの部分で、さっき作ったものを選択
以上で実行できるようになります。
問題点は
- ショートカットのGUIが使用できない。
- ショートカットからの変数受け渡しができない。
ショートカットのGUIに関してはapplescriptで似たようなことを簡単にできるので、あまり問題にはならないかと思います。
変数の受け渡しができない、これは自分はもうしょうがないので、クリップボードを挟んでどうにかしました。
ここまで見て、「shellで実行」したり「applescriptで実行」でいいのではと思われるかもですが、これだと実行はショートカットの判定になり、途中で切断されてしまいます。
applescriptでの色々
実際のコードで使ったapplescriptのいろいろです。
-
実行画面なしでshellscriptを実行
do shell script "cd ~~" -
結果を変数に代入
set value1 to do shell script "" -
ターミナルでwindow開いて実行
tell application "Terminal" activate do script with command "conda activate " & mySelect end tell -
文字列を区切り文字(repStrに入れたもの)で区切ってリストに
http://www.adg7.com/takenote_b/2009/03/06applescripts-text-item-delimiters.htmlset repStr to " " set OriginalDelimiters to AppleScript's text item delimiters --元々の区切り文字を保存しておく。決まり事として必ず使う set AppleScript's text item delimiters to {repStr} --区切り文字を" "にする set value1 to text items of env_list --","区切りでリストにする set AppleScript's text item delimiters to OriginalDelimiters --もともとの区切り文字に戻しておく。これも決まり事。 -
リストから選択
set mySelect to choose from list value2
-
ダイアログ表示
display dialog "Done" -
リストの1つ目を変数に入れる(indexは0でなく1始まり)
set mySelect to item 1 of mylist -
変数にリストを入れる
set list_ to {"value1", "value2"} -
入力を要求
http://tonbi.jp/AppleScript/Introduction/07/
set value1 to paragraph 1 of text returned of (display dialog "入力してね!" default answer value2) -
文字列の中で変数を使用(変数はxとします)
set x to "world" display dialog "Hello, " & x & "!!!" -
クリップボードの内容を変数に
set url__ to the clipboard -
リストから選択してアイテム番号を返す
http://piyocast.com/as/archives/1000
set aList to {"red", "blue", "green", "white"}
set aMes to "項目を選択してください"
set aRes to retItemFromListByItemNo(aList, aMes) of me
–> 3 (選択したアイテムの番号（１はじまり）が返る
–リストから選択してアイテム番号を返す
on retItemFromListByItemNo(aList, aMes)
set aRes to choose from list aList with prompt aMes
if aRes = false then return 0
set aRes to contents of item 1 of aRes
set hitNum to 1
repeat with i in aList
set j to contents of i
if j is equal to aRes then
exit repeat
end if
set hitNum to hitNum + 1
end repeat
return hitNum
end retItemFromListByItemNo