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QNAP NASにてDockerとradikool6を使ってみた

Last updated at Posted at 2019-07-20

#1.目標
仮想化ってそもそも何???っていう素人がQNAP NASにて
Dockerとradikool6を使って、らじる★らじるを録音する環境を構築する

2.使用機器とか

QNAP:TS-251B-2G
QTS:4.3.6.0993
Container Station:2.0.356

3.インストール

###3-1.Container Station
AppCenterよりContainer Stationをインストール
###3-2.Radikool6のコンテナ検索とインストール
Container Stationの「管理」---「作成」を選択
イメージ検索欄に「radikool6」で検索
Docker Hubを選択---「ezdesign/radikool6」をインストール
インストールバージョンは「latest」を選択

4.コンテナの作成

作成開始前にコンテナの詳細設定を行う
###4-1.詳細設定

【環境】
名称及び値欄にパラメータ入力し「追加」する
03 (2).jpg
ポイント:
Timezone を Asia/Tokyoにする
使用するにはIDとパスワードの指定が必要

【共有フォーマット】
NASの共有フォルダに録音ファイルが保存されるようにマウント設定する

事前に任意の共有フォルダ以下にサブフォルダを作成しておく
共有フォルダ名/Radikool6/data : 各種データ
共有フォルダ名/Radikool6/logs : ログ
共有フォルダ名/Radikool6/records : 録音ファイル
04 (2).jpg
※ホストからのボリューム欄はプルダウウンで選択。
マウントポイントは以下の通りに記述し「追加」した。
Container/Radikool6/data
Container/Radikool6/logs
Container/Radikool6/wwwroot/records

###4-2.コンテナ作成
すべての設定が完了したら「作成」ボタンを押下する
05 (3).jpg
ダウンロード~インストール~コンテナ作成完了まで5分位かかった

5.コンテナ動作確認

06 (2).jpg
リソースの「コンテナ」を開き、実行中タブに切り替え、コンテナが動作していることを確認する。

コンテナ名称のリンクをクリックし、「設定」---「詳細設定」---「詳細設定」---「ネットワーク」を開く
08 (2).jpg

ポートフォワーディング設定項目のうち、ホストのポート番号をメモする。

6.アクセス

ブラウザを立ち上げサーバーにアクセス
http://NASのアドレス:【5.でメモしたポート番号】
設定したIDとパスワードでログインする。
公式によるとブラウザはChrome推奨であったが、firefoxで動作確認した。
radikool6の使用方法については、参考記事に詳細に記載してあるため割愛

7.録音中の挙動などの気づき

・超alpha版とのことですが、動作は非常に軽快です。
 またUIもシンプルで分かりやすいです。
・録音中にも関わらずライブラリの「ダウンロード」や「再生」ボタンを押してしまったところ、録音終了しても再生できないファイルになってしまった。
・共有フォルダには、【1a7064a1-058d-4cd8-a163-35fe52ed5ab6.m4a】
のようなファイル名でファイルが作成されるため、ファイル名からは録音放送名を伺い知ることはできないが、TAG名は入力されている。
ブラウザより改めてダウンロード操作を行えば、ファイル名も付与される。

8.メモリ使用率の変化について

Qsync、HybridBackupSync、QVPN Serviceなどがメモリ食いでもともとから66%
Container Station+コンテナ1個で75%程度まで上昇
メモリの増設が必要そうなので検討します。
14 (3).jpg

【参考記事】

Radikool---開発ブログ
hiroの長い冒険日記---Synology DS218+ Dockerとradikool6で radiko記録
ありがとうございました。

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