javascript基礎②
演算子
演算子はたくさん種類がある。よく使うものとしては、算術演算子や代入演算子などが挙げられる。
また、演算子は必ず何かを返す。
演算子の種類
算出演算子
- 「+」「-」「*」「/」「%」は、四則演算を表す算術演算子という
- 演算結果を返す
代入演算子
- 「=」「+=」「-=」「*=」「/=」「%=」などのことをいう
- 代入された値を返す
関係演算子
- 「<」「>」「<=」「>=」などのこと
- 主に条件分岐で使用される
- 「==」と「===」、「!=」と「!==」といったものもあるが、これは型チェックするかどうかの違いとなる
演算子の優先順位・特徴
- 算数の「+」よりも「×」が先に計算しなくてはならないように、演算子には優先順位がある
- 代入演算子よりも算術演算子のほうが優先順位が高い(先に処理される)
- 代入演算子は右から計算される
javascript
num = 3 + 5;
// この場合はnumに3が代入されてからnumに5が足されるのではなく、numに(3+5)が代入される。
a = b = c = d = 5;
// 右から計算されるため、a,b,c,dすべてに5が代入される。
文字列の連結
- 算術演算子のなかの「+」(加算演算子)を使用することで文字列を連結できる
var ichi = '1';
var ni = '2';
console.log(ichi + ni); // => 12
//ichiとniには文字列として数字が入っているためこのような結果となる。
var ichi = 1;
var ni = 2;
console.log(ichi + ni); // => 3
//この場合はichiとniには数値が入っているため算術計算が行われる。
var ichi = 1;
var ni = '2';
console.log(ichi + ni); // => 12
//こちらのケースは文字列と数値が連結させる処理が行われている。結果は文字列が返る。
条件分岐
- 条件分岐とは場合場合により処理を変えること
if文、else文、else if文
if (式) { 処理1 } else { 処理2 }
のような書き方をする
- 式の値が
true
ならば {処理1}を行う。{処理2}は行わなれない。 - 式の値が
false
ならば {処理1}を行わなれないがelse
に続く{処理2}を行う。 - else文、else if文を使うことによって「この場合はこの処理、この場合はこの処理、どちらでもない場合はこの処理」のようなことが可能となる
例えば下記の場合は、(age >= 20)
はfalse
、つまり(false)
となるため、else
に続く処理が行われる。
javascript
var age = 18;
var nen;
if (age >= 20) {
nen = '成人';
} else {
nen = '未成年';
}
console.log('あなたは' + nen + 'です'); // =>あなたは未成年です
// 仮に age = 21 だった場合は (age >= 20)は(true)となる。