はじめに

初心者向けです。
最後にメソッド一覧載せておきます。

またLaravel11での実装になります。

Factoryを使うにあたって

　
流れは、

【Seederでデータを探しこむ際にFactoryを使ってダミーデータを入れていく】

ダミーデータでなければSeederだけでデータの一括挿入は可能。
手動で書く必要はあるので少し手間ですが画面やSQLで登録するより
一度書いてしまえば簡単にいつでもデータの挿入ができるので便利です。

※今回はダミーデータになるのでSeederは割愛します。

Seederの生成

php artisan make:seeder テーブル名Seeder
もしくは
./vendor/bin/sail artisan make:seeder テーブル名Seeder

※テーブル名は最初大文字から

上記のコマンドでSeederが作成された。
database/seeder/ここ

<?php

namespace Database\Seeders;

use Illuminate\Database\Console\Seeds\WithoutModelEvents;
use Illuminate\Database\Seeder;
use Illuminate\Support\Facades\DB;
use App\Models\Eloquent\Sorting;  // ← モデルをセット

class SortingsSeeder extends Seeder
{
    /**
     * Run the database seeds.
     */
    public function run(): void
    {
        Sorting::factory(10)->create(); 　// ←Factoryを使う準備（今回は１０件やっていきます）
    }
}

上記でSeederは完了！
次にFactoryを生成する。

<?php

namespace Database\Factories;

use Illuminate\Database\Eloquent\Factories\Factory;　// ←ここ忘れずに


class テーブル名Factory extends Factory
{

    public function definition()
    {
        return [
            'user_id' => 1,               // 固定文字可能
            'title' =>faker->text(30),    // ３０文字のテキストをランダムに
            'name' =>fake()->name(),      // 名前をランダムに
        ];
    }
}

このreturnの中はテーブル定義で使い分けてくださいまし。
またfakeの使えるメソッドについては最後にまとめておきます。

これでfactoryのセットも完了です！
全部を動かさず、指定してSeederを動かす場合

php artisan db:seed --class=sortingsSeeder
または
./vendor/bin/sail php artisan db:seed --class=テーブル名Seeder

全部のSeederを動かす場合

php artisan db:seed
または
./vendor/bin/sail php artisan db:seed

factoryのメソッド

※右の機能はすべてランダムになります。

fake()->boolwan();

このように使う。

メソッド名	機能
boolean( )	真偽値
randomNumber( )	整数値
randomFloat( )	実数値
numberBetween(最小値,最大値 )	引数の間の数値
randomHtml(階層,最大エレメント数)	階層はタグのネストの深さ、エレメントはタグの数
shuffle( 配列 )	配列の要素
randomLetter( )	アルファベット
word( )	英単語
text( 文字数 )	最大文字数が指定した数
sentence( )	一文
paragraph( )	一段落のテキスト
emoji	絵文字
name( )	名前
firstName( )	ファーストネーム
firstNameMale( )	男性のファーストネーム
firstNameFemale( )	女性のファーストネーム
lastName( )	ラストネーム
country	国名
state( )	州
city( )	街
address( )	住所
postcode( )	郵便番号
latitude( )	緯度
longitube( )	経度
phoneNumber( )	電話番号
date( )	年月日
time( )	時分秒
dateTime( )	日時
email( )	メールアドレス
userName( )	ユーザー名
password( )	パスワード
domainName( )	ドメイン
url( )	URL
hexcolor( )	色を表す16進数
rgbcolor( )	RGBの各値
colorName( )	色名
locale( )	ロケール（jaなど）